PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第58回 理学療法士国家試験 午後 第50問

理学療法評価学第58回午後

第58回 理学療法士国家試験 午後 第50問(理学療法評価学)の正答は 4 です。NRS(Numerical Rating Scale)は0〜10の数値で痛みの強さを評価する疼痛スケールです。

問題
検査と身体状況の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1. BBS ――――― 体格
  2. 2. FIM ――――― 呼吸機能
  3. 3. MMSE ――――― 平衡機能
  4. 4. NRS ――――― 疼痛
  5. 5. VAS ――――― 認知機能

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — NRS ――――― 疼痛

NRS(Numerical Rating Scale)は0〜10の数値で痛みの強さを評価する疼痛スケールです。組合せが正しい選択肢4が正答です。


【各選択肢の解説】

1. BBS ――――― 体格
❌ 誤り。BBS(Berg Balance Scale)はバランス(平衡機能)を14項目56点満点で評価する尺度です。体格の指標ではありません。
2. FIM ――――― 呼吸機能
❌ 誤り。FIM(機能的自立度評価法)はADL(日常生活活動)を運動13+認知5項目・126点満点で評価します。呼吸機能ではありません。
3. MMSE ――――― 平衡機能
❌ 誤り。MMSE(Mini-Mental State Examination)は認知機能を30点満点で評価する検査です。平衡機能ではありません。
4. NRS ――――― 疼痛
✅ 正しい。NRSは0(痛みなし)〜10(最悪の痛み)で痛みの強さを数値評価する疼痛スケールです。
5. VAS ――――― 認知機能
❌ 誤り。VAS(Visual Analog Scale)は10cmの直線上に痛みの程度を示す疼痛評価法で、認知機能の検査ではありません。

【試験対策ポイント】

評価尺度と対象の整理:BBS=バランス(56点)/FIM=ADL(126点)/MMSE・HDS-R=認知機能(30点)/NRS・VAS・フェイススケール=疼痛。NRSとVASはどちらも疼痛評価(VASは認知機能ではない)。「尺度名と何を測るか」を一対一で暗記するのが確実です。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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