PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第58回 理学療法士国家試験 午後 第52問

解剖学第58回午後

第58回 理学療法士国家試験 午後 第52問(解剖学)の正答は 2 です。前骨間神経は正中神経が肘の下で出す枝で、前腕屈筋群の深層にある長母指屈筋・深指屈筋(示指・中指へ行く橈側部)・方形回内筋を支配する。

問題
前骨間神経に支配される筋はどれか。
  1. 1. 短母指伸筋
  2. 2. 長母指屈筋 ✓
  3. 3. 長母指伸筋
  4. 4. 尺側手根屈筋
  5. 5. 長母指外転筋

正答:2番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 36.8%難問

57人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 長母指屈筋

前骨間神経は正中神経が肘の下で出す枝で、前腕屈筋群の深層にある長母指屈筋・深指屈筋(示指・中指へ行く橈側部)・方形回内筋を支配する。選択肢の伸筋群は橈骨神経の深枝(後骨間神経)、尺側手根屈筋は尺骨神経の支配である。


【各選択肢の解説】

1. 短母指伸筋
❌ 誤り。短母指伸筋は前骨間神経の支配ではない。正しくは、前腕伸筋群の深層の筋で、後骨間神経(橈骨神経の深枝)に支配される。
2. 長母指屈筋
✅ 正しい。長母指屈筋は前腕屈筋群の深層にあり、深層の屈筋を支配する前骨間神経の枝を受ける。母指IP関節を屈曲させる。
3. 長母指伸筋
❌ 誤り。長母指伸筋は前骨間神経の支配ではない。正しくは、前腕伸筋群の深層の筋で、後骨間神経に支配される。
4. 尺側手根屈筋
❌ 誤り。尺側手根屈筋は前骨間神経の支配ではない。正しくは、前腕屈筋群の浅層の筋で、尺骨神経に支配される。
5. 長母指外転筋
❌ 誤り。長母指外転筋は前骨間神経の支配ではない。正しくは、前腕伸筋群の深層の筋で、後骨間神経に支配される。

【試験対策ポイント】

神経支配する筋
前骨間神経(正中神経の枝)長母指屈筋・深指屈筋(橈側部)・方形回内筋
後骨間神経(橈骨神経の深枝)回外筋・長母指外転筋・短母指伸筋・長母指伸筋・示指伸筋・総指伸筋など
尺骨神経(前腕)尺側手根屈筋・深指屈筋(尺側部)
  • 前骨間神経麻痺では母指IP関節と示指DIP関節が曲がらず、母指と示指で丸をつくるとつぶれた形(tear drop sign)になる。皮膚の感覚を担う枝をもたないので皮膚の感覚障害は出ない
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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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