第58回 理学療法士国家試験 午後 第56問
解剖学第58回午後
第58回 理学療法士国家試験 午後 第56問(解剖学)の正答は 5 です。肺の内側面(縦隔面)は縦隔の器官に接し、その形がくぼみとして残る。
問題
左肺の内側面に接するのはどれか。
- 1. 気管
- 2. 横隔膜
- 3. 奇静脈
- 4. 上大静脈
- 5. 大動脈弓 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 60%標準
55人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 大動脈弓
肺の内側面(縦隔面)は縦隔の器官に接し、その形がくぼみとして残る。大動脈は縦隔の左側を走るため、大動脈弓と胸大動脈は左肺の内側面に接して溝をつくる。上大静脈・奇静脈は縦隔の右側にあり、右肺に接する。
【各選択肢の解説】
1. 気管
❌ 誤り。気管は縦隔上部の正中を下行する管で、左肺の内側面に接して圧痕をつくる構造としては挙げられない。正しくは、左肺の内側面に接して溝やくぼみをつくるのは大動脈弓・胸大動脈・心臓などである。
❌ 誤り。気管は縦隔上部の正中を下行する管で、左肺の内側面に接して圧痕をつくる構造としては挙げられない。正しくは、左肺の内側面に接して溝やくぼみをつくるのは大動脈弓・胸大動脈・心臓などである。
2. 横隔膜
❌ 誤り。横隔膜が接するのは内側面ではない。正しくは、横隔膜は肺の下面(横隔面=肺底)に接する。
❌ 誤り。横隔膜が接するのは内側面ではない。正しくは、横隔膜は肺の下面(横隔面=肺底)に接する。
3. 奇静脈
❌ 誤り。奇静脈は左肺に接していない。正しくは、奇静脈は脊柱の右側を上行し、右肺根の上を越えて上大静脈に注ぐため、右肺の内側面に溝をつくる。
❌ 誤り。奇静脈は左肺に接していない。正しくは、奇静脈は脊柱の右側を上行し、右肺根の上を越えて上大静脈に注ぐため、右肺の内側面に溝をつくる。
4. 上大静脈
❌ 誤り。上大静脈は左肺に接していない。正しくは、上大静脈は縦隔の右側を下行して右心房に注ぎ、右肺の内側面に接する。
❌ 誤り。上大静脈は左肺に接していない。正しくは、上大静脈は縦隔の右側を下行して右心房に注ぎ、右肺の内側面に接する。
5. 大動脈弓
✅ 正しい。大動脈弓は左肺根の上を前から後ろへ越え、胸大動脈として左肺根の後ろを下行する。このため左肺の内側面には大動脈による溝が残る。
✅ 正しい。大動脈弓は左肺根の上を前から後ろへ越え、胸大動脈として左肺根の後ろを下行する。このため左肺の内側面には大動脈による溝が残る。
【試験対策ポイント】
| 左肺だけに接する | 右肺だけに接する | 左右の肺の両方に接する |
|---|---|---|
| 大動脈弓・胸大動脈 | 上大静脈・奇静脈 | 心臓(左の方が大きく、左肺の前縁に心切痕)・食道 |
- 「大動脈=左、上大静脈・奇静脈=右」と縦隔の左右で覚える
- 肺の面は肋骨面・縦隔面(内側面)・横隔面(下面)の3つ
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