PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第58回 理学療法士国家試験 午後 第55問

解剖学第58回午後

第58回 理学療法士国家試験 午後 第55問(解剖学)の正答は 4 です。卵円窩は、胎児期に右心房から左心房へ血液を流していた卵円孔が、出生後に閉じた跡である。

問題
心臓の構造で正しいのはどれか。
  1. 1. 僧帽弁は3尖である。
  2. 2. 大動脈弁は2尖である。
  3. 3. 洞房結節は左心房にある。
  4. 4. 卵円窩は心房中隔にある。 ✓
  5. 5. 三尖弁は右心室の流出口にある。

正答:4番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 75.9%やさしい

58人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:4番 — 卵円窩は心房中隔にある。

卵円窩は、胎児期に右心房から左心房へ血液を流していた卵円孔が、出生後に閉じた跡である。卵円孔が心房中隔に開いていたため、その跡も心房中隔(右心房側)にくぼみとして残る。


【各選択肢の解説】

1. 僧帽弁は3尖である。
❌ 誤り。僧帽弁は3尖ではない。正しくは、僧帽弁(左房室弁)は2尖で、3尖なのは右房室弁(三尖弁)である。
2. 大動脈弁は2尖である。
❌ 誤り。大動脈弁は2尖ではない。正しくは、大動脈弁は3枚の半月弁からなる3尖で、肺動脈弁も3尖である。
3. 洞房結節は左心房にある。
❌ 誤り。洞房結節は左心房にない。正しくは、洞房結節は右心房の上大静脈が流れ込む付近にある。
4. 卵円窩は心房中隔にある。
✅ 正しい。胎児期の卵円孔は心房中隔にあいた孔で、出生後に左心房の圧が上がって弁がふさがり、その跡が心房中隔の卵円窩となる。
5. 三尖弁は右心室の流出口にある。
❌ 誤り。三尖弁は右心室の流出口にない。正しくは、三尖弁は右心房と右心室の間(右心室の流入口)にあり、右心室の流出口にあるのは肺動脈弁である。

【試験対策ポイント】

弁位置尖数
三尖弁右心房→右心室3尖
肺動脈弁右心室→肺動脈3尖
僧帽弁左心房→左心室2尖
大動脈弁左心室→大動脈3尖
  • 2尖は僧帽弁だけ
  • 刺激伝導系:洞房結節(右心房)→房室結節→His束→左脚・右脚→Purkinje線維
  • 胎児循環の跡:卵円孔→卵円窩、動脈管→動脈管索
📗 PTカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「解剖学」第6章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

PT国試ノート 頻出だけを、1冊に。 全36冊・全129章/過去問18回分(第44〜61回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 運動学・解剖学は無料 ▶ この範囲のノートを開く(無料)
無料 / 全36冊・全129章。運動学・解剖学は無料で読めます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | PTの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(脳血管等・運動器・呼吸器・心大血管・小児・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国18,875か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第58回 全問一覧

▶ 解剖学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)