PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第59回 理学療法士国家試験 午後 第30問

解剖学第59回午後

第59回 理学療法士国家試験 午後 第30問(解剖学)の正答は 1 です。脳神経と支配の対応を問う問題。

問題
脳神経と働きの組合せで正しいのはどれか。
  1. 1. 副神経 ── 僧帽筋の運動 ✓
  2. 2. 滑車神経 ── 眼球の内転運動
  3. 3. 顔面神経 ── 咀嚼筋の運動
  4. 4. 三叉神経 ── 舌前2/3の味覚
  5. 5. 舌下神経 ── 声帯の運動

正答:1番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 63.6%標準

77人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 副神経 ── 僧帽筋の運動

脳神経と支配の対応を問う問題。副神経(第Ⅺ脳神経)は僧帽筋と胸鎖乳突筋を支配する。他は、眼球の内転は動眼神経、咀嚼筋は三叉神経、舌前2/3の味覚は顔面神経、声帯の運動は迷走神経と、それぞれ別の神経との入れ替えになっている。


【各選択肢の解説】

1. 副神経 ── 僧帽筋の運動(=正答)
✅ 正しい。副神経は僧帽筋と胸鎖乳突筋を支配する運動性の脳神経である。
2. 滑車神経 ── 眼球の内転運動
❌ 誤り。滑車神経(第Ⅳ脳神経)は上斜筋を支配し、眼球の下転・内旋・外転に働く。正しくは、眼球の内転は動眼神経(第Ⅲ脳神経)が支配する内直筋による。
3. 顔面神経 ── 咀嚼筋の運動
❌ 誤り。顔面神経(第Ⅶ脳神経)が支配するのは表情筋である。正しくは、咀嚼筋(咬筋・側頭筋・内側翼突筋・外側翼突筋)は三叉神経(第Ⅴ脳神経)の下顎神経が支配する。
4. 三叉神経 ── 舌前2/3の味覚
❌ 誤り。三叉神経が舌前2/3で伝えるのは触覚・痛覚・温度覚などの一般感覚である。正しくは、舌前2/3の味覚は顔面神経(鼓索神経)が伝える。
5. 舌下神経 ── 声帯の運動
❌ 誤り。舌下神経(第Ⅻ脳神経)は舌筋を支配する。正しくは、声帯の運動は迷走神経(第Ⅹ脳神経)の枝である反回神経が主に支配する。

【試験対策ポイント】

神経運動感覚
三叉神経(Ⅴ)咀嚼筋顔面・舌前2/3の一般感覚
顔面神経(Ⅶ)表情筋舌前2/3の味覚
迷走神経(Ⅹ)咽頭・喉頭の筋(声帯)咽頭・喉頭・胸腹部内臓の感覚
副神経(Ⅺ)僧帽筋・胸鎖乳突筋―
舌下神経(Ⅻ)舌筋―
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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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