第60回 理学療法士国家試験 午前 第1問
理学療法評価学第60回午前
第60回 理学療法士国家試験 午前 第1問(理学療法評価学)の正答は 4 です。図は腹臥位で肩関節を90°外転し、上腕を台に乗せて前腕を台の縁から垂らした肢位である。
問題
Danielsらの徒手筋力テストを図に示す。対象となる筋はどれか。
- 1. 棘上筋
- 2. 僧帽筋
- 3. 菱形筋
- 4. 肩甲下筋 ✓
- 5. 上腕三頭筋
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 78.6%やさしい
84人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 肩甲下筋
図は腹臥位で肩関節を90°外転し、上腕を台に乗せて前腕を台の縁から垂らした肢位である。矢印は頭と反対側(足側)・天井の方へ前腕を振り上げる向きで、この肢位でこの向きの運動は肩関節内旋にあたる。内旋の主動作筋である肩甲下筋が対象である。
【各選択肢の解説】
1. 棘上筋
❌ 誤り。棘上筋は肩関節の外転に働く筋である。正しくは、肩関節外転の検査(座位で上肢を側方へ挙げる)で評価する筋である。
❌ 誤り。棘上筋は肩関節の外転に働く筋である。正しくは、肩関節外転の検査(座位で上肢を側方へ挙げる)で評価する筋である。
2. 僧帽筋
❌ 誤り。僧帽筋は肩甲骨の挙上・内転・上方回旋などに働き、上腕骨を回旋させる筋ではない。正しくは、肩甲骨の運動の検査(肩をすくめる挙上など)で評価する筋である。
❌ 誤り。僧帽筋は肩甲骨の挙上・内転・上方回旋などに働き、上腕骨を回旋させる筋ではない。正しくは、肩甲骨の運動の検査(肩をすくめる挙上など)で評価する筋である。
3. 菱形筋
❌ 誤り。菱形筋は肩甲骨の内転・下方回旋に働く。正しくは、腹臥位で手を背部に置き、その手を背中から持ち上げる肩甲骨内転・下方回旋の検査で評価する筋で、図の前腕を垂らした肢位とは異なる。
❌ 誤り。菱形筋は肩甲骨の内転・下方回旋に働く。正しくは、腹臥位で手を背部に置き、その手を背中から持ち上げる肩甲骨内転・下方回旋の検査で評価する筋で、図の前腕を垂らした肢位とは異なる。
4. 肩甲下筋
✅ 正しい。肩甲下筋は肩甲骨前面から起こり上腕骨小結節に付く肩関節内旋の主動作筋で、図の内旋の検査の対象である。
✅ 正しい。肩甲下筋は肩甲骨前面から起こり上腕骨小結節に付く肩関節内旋の主動作筋で、図の内旋の検査の対象である。
5. 上腕三頭筋
❌ 誤り。上腕三頭筋は肘関節の伸展に働く筋である。正しくは、肘関節伸展の検査で評価する筋である。
❌ 誤り。上腕三頭筋は肘関節の伸展に働く筋である。正しくは、肘関節伸展の検査で評価する筋である。
【試験対策ポイント】
腹臥位・肩90°外転・前腕を台から垂らす肢位は、肩の回旋の検査で共通に使う。前腕を振る向きで運動が分かれる。
| 前腕を振る向き | 運動 | 主な筋 |
|---|---|---|
| 足側・天井の方 | 内旋 | 肩甲下筋(ほか大胸筋・広背筋・大円筋) |
| 頭側・天井の方 | 外旋 | 棘下筋・小円筋 |
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