第60回 理学療法士国家試験 午前 第57問
解剖学第60回午前
第60回 理学療法士国家試験 午前 第57問(解剖学)の正答は 2 です。網膜の視細胞には色と細かい形を見分ける錐体と、暗い所で明暗を感じる杆体がある。
問題
視覚器で正しいのはどれか。
- 1. 杆体は色を感知する。
- 2. 網膜の黄斑には錐体が多い。 ✓
- 3. 角膜には神経は分布していない。
- 4. 網膜の中心窩は視野に盲点を生じる。
- 5. 硝子体は屈折率の変化により焦点距離を調整する。
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 52.5%標準
80人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 網膜の黄斑には錐体が多い。
網膜の視細胞には色と細かい形を見分ける錐体と、暗い所で明暗を感じる杆体がある。黄斑の中心にある中心窩は錐体が密集しており、視力が最もよい。
【各選択肢の解説】
1. 杆体は色を感知する。
❌ 誤り。杆体は弱い光で明暗を感じる細胞で、色は見分けない。正しくは、色を感知するのは錐体である。
❌ 誤り。杆体は弱い光で明暗を感じる細胞で、色は見分けない。正しくは、色を感知するのは錐体である。
2. 網膜の黄斑には錐体が多い。(=正答)
✅ 正しい。黄斑、とくに中心窩には錐体が密集し、杆体はほとんどない。
✅ 正しい。黄斑、とくに中心窩には錐体が密集し、杆体はほとんどない。
3. 角膜には神経は分布していない。
❌ 誤り。角膜には血管はないが、三叉神経(眼神経)の知覚神経が豊富に分布し、非常に敏感である。正しくは、角膜には神経が分布している。
❌ 誤り。角膜には血管はないが、三叉神経(眼神経)の知覚神経が豊富に分布し、非常に敏感である。正しくは、角膜には神経が分布している。
4. 網膜の中心窩は視野に盲点を生じる。
❌ 誤り。盲点は視細胞のない視神経乳頭(視神経円板)に対応する。正しくは、中心窩は視力が最もよい部位で、盲点を生じるのは視神経乳頭である。
❌ 誤り。盲点は視細胞のない視神経乳頭(視神経円板)に対応する。正しくは、中心窩は視力が最もよい部位で、盲点を生じるのは視神経乳頭である。
5. 硝子体は屈折率の変化により焦点距離を調整する。
❌ 誤り。焦点の調節は、毛様体筋の収縮・弛緩で水晶体の厚さを変えて行う。正しくは、焦点距離を調整するのは水晶体である。
❌ 誤り。焦点の調節は、毛様体筋の収縮・弛緩で水晶体の厚さを変えて行う。正しくは、焦点距離を調整するのは水晶体である。
【試験対策ポイント】
| 構造 | 押さえる点 |
|---|---|
| 錐体 | 色覚・明所視、中心窩に密集 |
| 杆体 | 明暗・暗所視、網膜周辺部に多い |
| 視神経乳頭 | 視細胞がない=盲点 |
| 水晶体 | 厚さを変えて焦点を調節 |
| 角膜 | 血管なし・神経あり |
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