第60回 理学療法士国家試験 午前 第58問
解剖学第60回午前
第60回 理学療法士国家試験 午前 第58問(解剖学)の正答は 1 です。頸部で拍動を触れるのは総頸動脈で、甲状軟骨の高さで胸鎖乳突筋の前縁に触れる。
問題
動脈とその触診部位の組合せで誤っているのはどれか。
- 1. 内頸動脈 ── 鎖骨内側1/3 ✓
- 2. 上腕動脈 ── 上腕二頭筋腱内側
- 3. 橈骨動脈 ── 橈側手根屈筋腱外側
- 4. 大腿動脈 ── 上前腸骨棘と恥骨結節を結ぶ中点
- 5. 足背動脈 ── 長母指伸筋腱外側
正答:1番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 52.8%標準
72人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 内頸動脈 ── 鎖骨内側1/3
頸部で拍動を触れるのは総頸動脈で、甲状軟骨の高さで胸鎖乳突筋の前縁に触れる。内頸動脈は総頸動脈から分かれた後、深部を上行して頭蓋内へ入るため、鎖骨の上で触れる動脈ではない。
【各選択肢の解説】
1. 内頸動脈 ── 鎖骨内側1/3(=正答)
❌ 誤り。内頸動脈を鎖骨の部位で触れることはない。正しくは、頸部で触れるのは総頸動脈(甲状軟骨の高さ・胸鎖乳突筋の前縁)で、鎖骨の上の鎖骨上窩で触れるのは鎖骨下動脈である。
❌ 誤り。内頸動脈を鎖骨の部位で触れることはない。正しくは、頸部で触れるのは総頸動脈(甲状軟骨の高さ・胸鎖乳突筋の前縁)で、鎖骨の上の鎖骨上窩で触れるのは鎖骨下動脈である。
2. 上腕動脈 ── 上腕二頭筋腱内側
✅ 正しい。肘窩で上腕二頭筋腱の内側に触れ、血圧測定で聴診器を当てる部位である。
✅ 正しい。肘窩で上腕二頭筋腱の内側に触れ、血圧測定で聴診器を当てる部位である。
3. 橈骨動脈 ── 橈側手根屈筋腱外側
✅ 正しい。手関節の掌側で橈側手根屈筋腱の外側(橈側)に触れ、脈拍測定に使う。
✅ 正しい。手関節の掌側で橈側手根屈筋腱の外側(橈側)に触れ、脈拍測定に使う。
4. 大腿動脈 ── 上前腸骨棘と恥骨結節を結ぶ中点
✅ 正しい。上前腸骨棘と恥骨結節を結ぶ線(鼠径靱帯)の中点付近の下で触れる。
✅ 正しい。上前腸骨棘と恥骨結節を結ぶ線(鼠径靱帯)の中点付近の下で触れる。
5. 足背動脈 ── 長母指伸筋腱外側
✅ 正しい。足背で長母指伸筋腱の外側(長趾伸筋腱との間)に触れる。
✅ 正しい。足背で長母指伸筋腱の外側(長趾伸筋腱との間)に触れる。
【試験対策ポイント】
| 動脈 | 触れる部位 |
|---|---|
| 総頸動脈 | 甲状軟骨の高さ、胸鎖乳突筋の前縁 |
| 上腕動脈 | 肘窩、上腕二頭筋腱の内側 |
| 橈骨動脈 | 手関節掌側、橈側手根屈筋腱の外側 |
| 大腿動脈 | 鼠径靱帯の中点付近の下 |
| 後脛骨動脈 | 内果の後方 |
| 足背動脈 | 長母指伸筋腱の外側 |
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