第60回 理学療法士国家試験 午前 第65問
生理学第60回午前
第60回 理学療法士国家試験 午前 第65問(生理学)の正答は 5 です。刺激伝導系の順序は洞房結節→房室結節→His束→左脚・右脚→Purkinje線維である。
問題
心臓の刺激伝導系で正しいのはどれか。
- 1. 洞房結節は左心房にある。
- 2. 心筋細胞はK⁺の流入によって脱分極する。
- 3. 心電図のP波は心室の興奮に対応している。
- 4. 副交感神経が興奮すると心拍数は増加する。
- 5. 房室結節の興奮はHis束を経て心室に伝わる。 ✓
正答:5番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 70.5%やさしい
61人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:5番 — 房室結節の興奮はHis束を経て心室に伝わる。
刺激伝導系の順序は洞房結節→房室結節→His束→左脚・右脚→Purkinje線維である。洞房結節の場所、イオンの向き、心電図の波形の対応が入れ替えの的になる。
【各選択肢の解説】
1. 洞房結節は左心房にある。
❌ 誤り。正しくは、洞房結節は右心房の上大静脈の開口部付近にあり、ペースメーカーとして働く。
❌ 誤り。正しくは、洞房結節は右心房の上大静脈の開口部付近にあり、ペースメーカーとして働く。
2. 心筋細胞はK⁺の流入によって脱分極する。
❌ 誤り。K⁺は流出して再分極を起こす。正しくは、心室筋の脱分極はNa⁺の流入による(洞房結節ではCa²⁺の流入が主)。
❌ 誤り。K⁺は流出して再分極を起こす。正しくは、心室筋の脱分極はNa⁺の流入による(洞房結節ではCa²⁺の流入が主)。
3. 心電図のP波は心室の興奮に対応している。
❌ 誤り。正しくは、P波は心房の興奮(脱分極)に対応し、心室の興奮はQRS波、心室の再分極はT波である。
❌ 誤り。正しくは、P波は心房の興奮(脱分極)に対応し、心室の興奮はQRS波、心室の再分極はT波である。
4. 副交感神経が興奮すると心拍数は増加する。
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは、副交感神経(迷走神経)の興奮で心拍数は減少し、交感神経の興奮で増加する。
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは、副交感神経(迷走神経)の興奮で心拍数は減少し、交感神経の興奮で増加する。
5. 房室結節の興奮はHis束を経て心室に伝わる。
✅ 正しい(=正答)。房室結節で伝導がやや遅れ(心房が収縮し終わる時間をつくる)、His束・脚・Purkinje線維を経て心室全体に広がる。
✅ 正しい(=正答)。房室結節で伝導がやや遅れ(心房が収縮し終わる時間をつくる)、His束・脚・Purkinje線維を経て心室全体に広がる。
【試験対策ポイント】
| 心電図 | 対応する電気的活動 |
|---|---|
| P波 | 心房の脱分極 |
| PQ間隔 | 心房の興奮の始まりから心室の興奮の始まりまで(房室結節での遅れを含む) |
| QRS波 | 心室の脱分極 |
| T波 | 心室の再分極 |
脱分極=Na⁺流入(心室筋)、再分極=K⁺流出。
📗 PTカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「生理学」第3章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)全科目セット 850円・買い切り / 全36冊・全129章。運動学・解剖学は無料で読めます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚18年分・約3,595問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
🗺️
ST-Toolbox の無料サービス
リハ就職マップ | PTの就職先を公的データから探す
見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(脳血管等・運動器・呼吸器・心大血管・小児・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国18,875か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。
別タブでさがす →
スポンサーリンク(広告)