第60回 理学療法士国家試験 午前 第67問
生理学第60回午前
第60回 理学療法士国家試験 午前 第67問(生理学)の正答は 1 です。胆汁は肝臓で作られ、重炭酸イオンを含む弱アルカリ性の液である。
問題
胆汁で正しいのはどれか。
- 1. アルカリ性である。 ✓
- 2. 胆嚢で産生される。
- 3. 蛋白質を分解する。
- 4. リパーゼが含まれる。
- 5. 主に大腸で再吸収される。
正答:1番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 48.4%難問
62人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — アルカリ性である。
胆汁は肝臓で作られ、重炭酸イオンを含む弱アルカリ性の液である。消化酵素を含まず、胆汁酸で脂肪を乳化して膵リパーゼの働きを助ける点が、膵液との見分けどころである。
【各選択肢の解説】
1. アルカリ性である。
✅ 正しい(=正答)。重炭酸イオンを含み弱アルカリ性で、膵液とともに十二指腸に入った酸性の胃内容を中和する。
✅ 正しい(=正答)。重炭酸イオンを含み弱アルカリ性で、膵液とともに十二指腸に入った酸性の胃内容を中和する。
2. 胆嚢で産生される。
❌ 誤り。胆嚢は胆汁をためて濃縮する器官である。正しくは、胆汁は肝臓(肝細胞)で産生される。
❌ 誤り。胆嚢は胆汁をためて濃縮する器官である。正しくは、胆汁は肝臓(肝細胞)で産生される。
3. 蛋白質を分解する。
❌ 誤り。胆汁は消化酵素を含まない。正しくは、蛋白質を分解するのは胃液のペプシンや膵液のトリプシンなどである。
❌ 誤り。胆汁は消化酵素を含まない。正しくは、蛋白質を分解するのは胃液のペプシンや膵液のトリプシンなどである。
4. リパーゼが含まれる。
❌ 誤り。正しくは、リパーゼ(脂肪分解酵素)は膵液に含まれ、胆汁は胆汁酸で脂肪を乳化してリパーゼが働きやすくする。
❌ 誤り。正しくは、リパーゼ(脂肪分解酵素)は膵液に含まれ、胆汁は胆汁酸で脂肪を乳化してリパーゼが働きやすくする。
5. 主に大腸で再吸収される。
❌ 誤り。正しくは、胆汁酸は主に回腸(末端部)で再吸収され、門脈を通って肝臓に戻る(腸肝循環)。
❌ 誤り。正しくは、胆汁酸は主に回腸(末端部)で再吸収され、門脈を通って肝臓に戻る(腸肝循環)。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 胆汁 | 膵液 |
|---|---|---|
| 産生 | 肝臓(胆嚢は貯蔵・濃縮) | 膵臓 |
| 性質 | 弱アルカリ性 | アルカリ性 |
| 消化酵素 | 含まない | 含む(リパーゼ・アミラーゼ・トリプシン) |
| 脂肪への働き | 乳化 | 分解 |
胆汁酸の再吸収=回腸→門脈→肝臓(腸肝循環)。
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