第60回 理学療法士国家試験 午前 第81問
臨床心理学第60回午前
投影法の人格検査はどれか。
1. MMPI
2. TAT
3. TEG
4. Y-G性格検査
5. 内田クレペリン精神検査
- 1. MMPI
- 2. TAT ✓
- 3. TEG
- 4. Y-G性格検査
- 5. 内田クレペリン精神検査
正答:2番
解説
■ 正答:2番 — TAT
投影法(projective test)は被検査者が曖昧な刺激に対して、無意識的な心理状態を投影させる人格検査です。TAT(主題統覚検査)は曖昧な場面の絵を見て物語を作成させる投影法です。
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【各選択肢の解説】
1. MMPI
❌ 誤り。MMPIは**客観的自己報告式検査**で、550項目の質問に真偽で応答します。投影法ではありません。
2. TAT
✅ 正しい。TAT(Thematic Apperception Test:主題統覚検査)は、曖昧な人物や場面の絵を見せて、被検査者が自由に物語を創作させる**投影法**の代表例です。無意識の欲求・葛藤が投影されます。
3. TEG
❌ 誤り。TEG(交流分析)は対人関係の分析手法で、投影法ではなく**認知的教育法**です。
4. Y-G性格検査
❌ 誤り。Y-G性格検査は**客観的自己報告式**で、120項目の質問項目に応答する検査です。投影法ではありません。
5. 内田クレペリン精神検査
❌ 誤り。これは**作業検査**で、簡単な計算を繰り返させて、集中力・勤勉性・情動性を測定します。投影法ではありません。
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【試験対策ポイント】
**人格検査の分類を整理しましょう。**
| 検査タイプ | 特徴 | 例 |
|---|---|---|
| **投影法** | 曖昧刺激に無意識を投影 | **TAT**、ロールシャッハテスト |
| **客観的自己報告式** | 構造化質問に答える | **MMPI**、Y-G性格検査 |
| **作業検査** | 作業パフォーマンスを評価 | **内田クレペリン精神検査** |
| **面接法** | 対話を通じた評価 | **構造化面接** |
TAT(主題統覚検査)は「**曖昧な絵→物語創作→無意識投影**」がキーワードです。