第60回 理学療法士国家試験 午後 第51問
解剖学第60回午後
第60回 理学療法士国家試験 午後 第51問(解剖学)の正答は 1 です。骨を形成する骨芽細胞は、自らがつくった骨基質に埋め込まれて骨細胞へと分化します。
問題
骨代謝で正しいのはどれか。
- 1. 骨芽細胞が分化して骨細胞になる。 ✓
- 2. 破骨細胞は間葉系幹細胞に由来する。
- 3. 骨形成が優位になると骨粗鬆症になる。
- 4. 副甲状腺ホルモンは骨形成を促進する。
- 5. 骨に負荷がかかると骨吸収が促進される。
正答:1番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 53.3%参考値
15人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 骨芽細胞が分化して骨細胞になる。
骨を形成する骨芽細胞は、自らがつくった骨基質に埋め込まれて骨細胞へと分化します。骨は骨芽細胞による骨形成と破骨細胞による骨吸収が常にバランスを保ちながら入れ替わっています(リモデリング)。
【各選択肢の解説】
1. 骨芽細胞が分化して骨細胞になる。
✅ 正しい。骨基質に埋まった骨芽細胞は骨細胞となり、骨内のセンサーとして働きます。
✅ 正しい。骨基質に埋まった骨芽細胞は骨細胞となり、骨内のセンサーとして働きます。
2. 破骨細胞は間葉系幹細胞に由来する。
❌ 誤り。破骨細胞は造血幹細胞(単球・マクロファージ系)由来です。骨芽細胞が間葉系幹細胞由来です。
❌ 誤り。破骨細胞は造血幹細胞(単球・マクロファージ系)由来です。骨芽細胞が間葉系幹細胞由来です。
3. 骨形成が優位になると骨粗鬆症になる。
❌ 誤り。骨吸収が優位になり骨量が減ると骨粗鬆症になります。
❌ 誤り。骨吸収が優位になり骨量が減ると骨粗鬆症になります。
4. 副甲状腺ホルモンは骨形成を促進する。
❌ 誤り。副甲状腺ホルモン(PTH)は破骨細胞を活性化し骨吸収を促進して血中Caを上げます。
❌ 誤り。副甲状腺ホルモン(PTH)は破骨細胞を活性化し骨吸収を促進して血中Caを上げます。
5. 骨に負荷がかかると骨吸収が促進される。
❌ 誤り。適度な機械的負荷は骨形成を促進します(ウォルフの法則)。無重力や安静では骨吸収が進みます。
❌ 誤り。適度な機械的負荷は骨形成を促進します(ウォルフの法則)。無重力や安静では骨吸収が進みます。
【試験対策ポイント】
由来の整理が頻出。骨芽細胞・骨細胞=間葉系幹細胞由来、破骨細胞=造血幹細胞由来。ホルモンは、PTH=骨吸収↑(血中Ca↑)、カルシトニン=骨吸収↓、エストロゲン=骨吸収抑制。閉経後にエストロゲンが減ると骨粗鬆症が起こりやすい点も押さえましょう。
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