第60回 理学療法士国家試験 午後 第51問
解剖学第60回午後
第60回 理学療法士国家試験 午後 第51問(解剖学)の正答は 1 です。骨芽細胞は骨基質をつくり、自らがつくった基質に埋まると骨細胞になる。
問題
骨代謝で正しいのはどれか。
- 1. 骨芽細胞が分化して骨細胞になる。 ✓
- 2. 破骨細胞は間葉系幹細胞に由来する。
- 3. 骨形成が優位になると骨粗鬆症になる。
- 4. 副甲状腺ホルモンは骨形成を促進する。
- 5. 骨に負荷がかかると骨吸収が促進される。
正答:1番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 58.7%標準
75人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 骨芽細胞が分化して骨細胞になる。
骨芽細胞は骨基質をつくり、自らがつくった基質に埋まると骨細胞になる。骨をつくる側(骨芽細胞)と壊す側(破骨細胞)の由来と調節が見分けの軸である。
【各選択肢の解説】
1. 骨芽細胞が分化して骨細胞になる。
✅ 正しい(=正答)。骨芽細胞は骨基質を分泌し、基質の中に埋め込まれて骨細胞に分化する。
✅ 正しい(=正答)。骨芽細胞は骨基質を分泌し、基質の中に埋め込まれて骨細胞に分化する。
2. 破骨細胞は間葉系幹細胞に由来する。
❌ 誤り。間葉系幹細胞から分化するのは骨芽細胞である。正しくは、破骨細胞は造血幹細胞(単球・マクロファージ系)に由来する。
❌ 誤り。間葉系幹細胞から分化するのは骨芽細胞である。正しくは、破骨細胞は造血幹細胞(単球・マクロファージ系)に由来する。
3. 骨形成が優位になると骨粗鬆症になる。
❌ 誤り。正しくは、骨粗鬆症は骨吸収が骨形成を上回ることで骨量が減って起こる。
❌ 誤り。正しくは、骨粗鬆症は骨吸収が骨形成を上回ることで骨量が減って起こる。
4. 副甲状腺ホルモンは骨形成を促進する。
❌ 誤り。正しくは、副甲状腺ホルモンの生理的な主な作用は、破骨細胞の働きを間接的に高めて骨吸収を促進し、血中カルシウム濃度を上げることである。なお、薬として間欠的に投与すると骨形成を促す作用があり、骨粗鬆症の治療に使われる。
❌ 誤り。正しくは、副甲状腺ホルモンの生理的な主な作用は、破骨細胞の働きを間接的に高めて骨吸収を促進し、血中カルシウム濃度を上げることである。なお、薬として間欠的に投与すると骨形成を促す作用があり、骨粗鬆症の治療に使われる。
5. 骨に負荷がかかると骨吸収が促進される。
❌ 誤り。正しくは、骨に負荷がかかると骨形成が促進される。逆に不動・無重力などで負荷が減ると骨吸収が進む。
❌ 誤り。正しくは、骨に負荷がかかると骨形成が促進される。逆に不動・無重力などで負荷が減ると骨吸収が進む。
【試験対策ポイント】
| 細胞 | 由来 | 働き |
|---|---|---|
| 骨芽細胞 | 間葉系幹細胞 | 骨形成→骨細胞へ |
| 破骨細胞 | 造血幹細胞(単球・マクロファージ系) | 骨吸収 |
- 副甲状腺ホルモン(生理的な作用)=骨吸収↑・血中Ca↑
- 力学的負荷=骨形成↑/不動=骨吸収↑
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