第60回 理学療法士国家試験 午後 第65問
生理学第60回午後
第60回 理学療法士国家試験 午後 第65問(生理学)の正答は 2・3 です。副交感神経は涙腺と唾液腺の分泌を促す。
問題
副交感神経の作用で分泌が促進されるのはどれか。2つ選べ。
- 1. 汗腺
- 2. 涙腺 ✓
- 3. 舌下腺 ✓
- 4. レニン
- 5. ノルアドレナリン
正答:2・3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 49.2%難問
65人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2・3番 — 涙腺・舌下腺
副交感神経は涙腺と唾液腺の分泌を促す。汗腺は副交感神経の支配を受けず交感神経(伝達物質はアセチルコリン)で分泌され、レニン・ノルアドレナリンは交感神経の働きで分泌が増える。
【各選択肢の解説】
1. 汗腺
❌ 誤り。汗腺には副交感神経が分布しない。正しくは汗腺(エクリン腺)の分泌は交感神経が促し、その節後線維の伝達物質がアセチルコリンという例外である。
❌ 誤り。汗腺には副交感神経が分布しない。正しくは汗腺(エクリン腺)の分泌は交感神経が促し、その節後線維の伝達物質がアセチルコリンという例外である。
2. 涙腺
✅ 正しい。(=正答)顔面神経の副交感線維が翼口蓋神経節を経て涙腺に達し、涙の分泌を促す。
✅ 正しい。(=正答)顔面神経の副交感線維が翼口蓋神経節を経て涙腺に達し、涙の分泌を促す。
3. 舌下腺
✅ 正しい。(=正答)顔面神経の副交感線維(鼓索神経)が顎下神経節を経て舌下腺・顎下腺に達し、唾液の分泌を促す。
✅ 正しい。(=正答)顔面神経の副交感線維(鼓索神経)が顎下神経節を経て舌下腺・顎下腺に達し、唾液の分泌を促す。
4. レニン
❌ 誤り。副交感神経はレニン分泌を促さない。正しくはレニンは腎臓の傍糸球体細胞から分泌され、交感神経(β1受容体)の刺激や腎血流の低下で分泌が増える。
❌ 誤り。副交感神経はレニン分泌を促さない。正しくはレニンは腎臓の傍糸球体細胞から分泌され、交感神経(β1受容体)の刺激や腎血流の低下で分泌が増える。
5. ノルアドレナリン
❌ 誤り。ノルアドレナリンは交感神経の伝達物質である。正しくはノルアドレナリンは交感神経の節後線維の終末や副腎髄質から分泌され、その分泌は交感神経の興奮で増える。
❌ 誤り。ノルアドレナリンは交感神経の伝達物質である。正しくはノルアドレナリンは交感神経の節後線維の終末や副腎髄質から分泌され、その分泌は交感神経の興奮で増える。
【試験対策ポイント】
| 分泌 | 促す神経 |
|---|---|
| 涙腺 | 副交感(顔面神経) |
| 舌下腺・顎下腺 | 副交感(顔面神経) |
| 耳下腺 | 副交感(舌咽神経) |
| 汗腺 | 交感(伝達物質はアセチルコリン) |
| レニン | 交感(β1) |
汗腺は「アセチルコリンで動く=副交感」と取り違えやすい。伝達物質ではなく、どちらの神経が分布するかで判断する。
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