PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第60回 理学療法士国家試験 午後 第66問

生理学第60回午後

第60回 理学療法士国家試験 午後 第66問(生理学)の正答は 1 です。嘔吐では胃酸(塩酸)を大量に喪失するため、体液中の酸が減り代謝性アルカローシスをきたします。

問題
アルカローシスをきたすのはどれか。
  1. 1. 嘔吐
  2. 2. 飢餓
  3. 3. 下痢
  4. 4. 重症の喘息
  5. 5. CO₂ナルコーシス

正答:1番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 81.3%参考値

16人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 嘔吐

嘔吐では胃酸(塩酸)を大量に喪失するため、体液中の酸が減り代謝性アルカローシスをきたします。酸塩基平衡の異常を病態と結びつける問題です。


【各選択肢の解説】

1. 嘔吐
✅ 正しい。胃酸喪失により水素イオンが失われ、代謝性アルカローシスになります。
2. 飢餓
❌ 誤り。飢餓では脂肪分解でケトン体が増え代謝性アシドーシスになります。
3. 下痢
❌ 誤り。下痢では腸液(重炭酸)を失い代謝性アシドーシスになります。
4. 重症の喘息
❌ 誤り。重症喘息では換気不全でCO₂が貯留し呼吸性アシドーシスになります。
5. CO₂ナルコーシス
❌ 誤り。CO₂蓄積による呼吸性アシドーシスの典型です。

【試験対策ポイント】

酸塩基異常は組合せで暗記。代謝性アルカローシス=嘔吐(胃酸喪失)・利尿薬代謝性アシドーシス=下痢・腎不全・糖尿病性ケトアシドーシス・飢餓呼吸性アシドーシス=換気低下(COPD・喘息重症・CO₂ナルコーシス)呼吸性アルカローシス=過換気。本問では嘔吐だけがアルカローシス側です。

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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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