PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第60回 理学療法士国家試験 午後 第68問

生理学第60回午後

第60回 理学療法士国家試験 午後 第68問(生理学)の正答は 5 です。排便の反射中枢は仙髄S2〜S4にあり、ここから骨盤内臓神経(副交感)が直腸へ、陰部神経が外肛門括約筋へ出る。

問題
排便中枢はどれか。
  1. 1. 第1〜3胸髄
  2. 2. 第5〜7胸髄
  3. 3. 第10〜12胸髄
  4. 4. 第3〜5腰髄
  5. 5. 第2〜4仙髄 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 76.8%やさしい

56人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 第2〜4仙髄

排便の反射中枢は仙髄S2〜S4にあり、ここから骨盤内臓神経(副交感)が直腸へ、陰部神経が外肛門括約筋へ出る。排尿・勃起の中枢と同じ高さとして覚える。


【各選択肢の解説】

1. 第1〜3胸髄
❌ 誤り。上部胸髄には排便中枢はない。正しくは上部胸髄には心臓などへ向かう交感神経の節前ニューロンがあり、排便中枢はS2〜S4にある。
2. 第5〜7胸髄
❌ 誤り。中部胸髄には排便中枢はない。正しくは排便中枢はS2〜S4にある。
3. 第10〜12胸髄
❌ 誤り。下部胸髄には排便中枢はない。正しくは下部胸髄〜上部腰髄は直腸・膀胱へ向かう交感神経(貯留の側)の出る高さで、排便の反射中枢はS2〜S4にある。
4. 第3〜5腰髄
❌ 誤り。下部腰髄には排便中枢はない。正しくは排便中枢はS2〜S4にある。
5. 第2〜4仙髄
✅ 正しい。(=正答)S2〜S4から骨盤内臓神経が出て直腸の収縮と内肛門括約筋の弛緩を起こし、排便反射を担う。

【試験対策ポイント】

高さ自律神経主な働き
下部胸髄〜上部腰髄(およそT11〜L2)交感(下腹神経)蓄尿・便の貯留
仙髄S2〜S4副交感(骨盤内臓神経)排尿・排便・勃起

「S2〜4=排尿・排便・勃起」はまとめて覚える。脊髄円錐の障害で膀胱直腸障害が出るのはこのためである。

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