第60回 理学療法士国家試験 午後 第69問
運動学第60回午後
第60回 理学療法士国家試験 午後 第69問(運動学)の正答は 2 です。僧帽筋下部線維は肩甲骨を下方へ引きつつ、前鋸筋・僧帽筋上部とともに上方回旋(肩関節挙上時に関節窩を上に向ける)に働きます。
問題
肩甲骨の筋と運動の組合せで正しいのはどれか。
- 1. 僧帽筋上部線維 ─── 外転
- 2. 僧帽筋下部線維 ─── 上方回旋 ✓
- 3. 菱形筋 ─────── 下制
- 4. 前鋸筋 ─────── 下方回旋
- 5. 小胸筋 ─────── 挙上
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 50%参考値
16人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 僧帽筋下部線維 ─── 上方回旋
僧帽筋下部線維は肩甲骨を下方へ引きつつ、前鋸筋・僧帽筋上部とともに上方回旋(肩関節挙上時に関節窩を上に向ける)に働きます。肩甲骨の運動と筋の対応を問う問題です。
【各選択肢の解説】
1. 僧帽筋上部線維 ─── 外転
❌ 誤り。僧帽筋上部は肩甲骨の挙上・上方回旋に働きます。外転(前方移動)の主役は前鋸筋です。
❌ 誤り。僧帽筋上部は肩甲骨の挙上・上方回旋に働きます。外転(前方移動)の主役は前鋸筋です。
2. 僧帽筋下部線維 ─── 上方回旋
✅ 正しい。下部線維は下制と上方回旋に作用します。
✅ 正しい。下部線維は下制と上方回旋に作用します。
3. 菱形筋 ─────── 下制
❌ 誤り。菱形筋は肩甲骨の内転・挙上・下方回旋に働きます。
❌ 誤り。菱形筋は肩甲骨の内転・挙上・下方回旋に働きます。
4. 前鋸筋 ─────── 下方回旋
❌ 誤り。前鋸筋は外転・上方回旋に働きます。下方回旋ではありません。
❌ 誤り。前鋸筋は外転・上方回旋に働きます。下方回旋ではありません。
5. 小胸筋 ─────── 挙上
❌ 誤り。小胸筋は肩甲骨を前下方へ引き、下制・下方回旋に働きます。
❌ 誤り。小胸筋は肩甲骨を前下方へ引き、下制・下方回旋に働きます。
【試験対策ポイント】
肩甲骨の上方回旋(挙上に必須)を担うのは僧帽筋上部・下部+前鋸筋のフォースカップル。下方回旋は菱形筋・小胸筋・肩甲挙筋。外転=前鋸筋、内転=菱形筋・僧帽筋中部。上方回旋トリオを最優先で覚えると、肩甲骨運動の組合せ問題で取りこぼしません。
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