第60回 理学療法士国家試験 午後 第99問
臨床心理学第60回午後
第60回 理学療法士国家試験 午後 第99問(臨床心理学)の正答は 5 です。うつ病では、抑うつ気分・興味の喪失とともに、自分には価値がないと感じる無価値感や過剰な罪責感が出る(DSM-5 の診断基準の項目)。
問題
うつ病の症状はどれか。
- 1. 観念奔逸
- 2. 誇大妄想
- 3. 思考奪取
- 4. 思考途絶
- 5. 無価値感 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 63.4%標準
82人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 無価値感
うつ病では、抑うつ気分・興味の喪失とともに、自分には価値がないと感じる無価値感や過剰な罪責感が出る(DSM-5 の診断基準の項目)。ほかの4つは躁状態や統合失調症の症状である。
【各選択肢の解説】
1. 観念奔逸
❌ 誤り。うつ病の症状ではない。正しくは、考えが次々に湧いて話題が飛ぶ思考の形式の障害で、躁状態でみられる。うつ病では逆に考えが進まない思考制止が出る。
❌ 誤り。うつ病の症状ではない。正しくは、考えが次々に湧いて話題が飛ぶ思考の形式の障害で、躁状態でみられる。うつ病では逆に考えが進まない思考制止が出る。
2. 誇大妄想
❌ 誤り。うつ病の症状ではない。正しくは、自分を過大に評価する妄想で、躁状態などでみられる。うつ病でみられるのは罪業・貧困・心気などの微小妄想である。
❌ 誤り。うつ病の症状ではない。正しくは、自分を過大に評価する妄想で、躁状態などでみられる。うつ病でみられるのは罪業・貧困・心気などの微小妄想である。
3. 思考奪取
❌ 誤り。うつ病の症状ではない。正しくは、自分の考えが誰かに抜き取られると体験する自我障害で、統合失調症でみられる。
❌ 誤り。うつ病の症状ではない。正しくは、自分の考えが誰かに抜き取られると体験する自我障害で、統合失調症でみられる。
4. 思考途絶
❌ 誤り。うつ病の症状ではない。正しくは、考えの流れが突然途切れる症状で、統合失調症でみられる。
❌ 誤り。うつ病の症状ではない。正しくは、考えの流れが突然途切れる症状で、統合失調症でみられる。
5. 無価値感
✅ 正しい。自分には価値がないと感じる無価値感はうつ病の症状で、自殺念慮にもつながる。
✅ 正しい。自分には価値がないと感じる無価値感はうつ病の症状で、自殺念慮にもつながる。
【試験対策ポイント】
| 疾患・状態 | 思考の流れ | 妄想 |
|---|---|---|
| うつ病 | 思考制止 | 微小妄想(罪業・貧困・心気) |
| 躁状態 | 観念奔逸 | 誇大妄想 |
| 統合失調症 | 思考途絶・連合弛緩 | 被害妄想・自我障害(思考奪取など) |
うつ病は「マイナス方向」、躁状態は「プラス方向」と対で覚える。
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