PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第61回 理学療法士国家試験 午前 第56問

解剖学第61回午前

第61回 理学療法士国家試験 午前 第56問(解剖学)の正答は 2 です。咽頭の上部(上咽頭)は耳管で中耳(鼓室)とつながり、鼓室内の圧を外気と等しく保つ。

問題
呼吸器で正しいのはどれか。
  1. 1. 鼻前庭は粘膜で覆われる。
  2. 2. 咽頭は中耳と交通する。 ✓
  3. 3. 喉頭は下気道に含まれる。
  4. 4. 気管は第4頸椎の高さから始まる。
  5. 5. 気管分岐部は食道の第1狭窄部にある。

正答:2番

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初回正答率 41%難問

117人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 咽頭は中耳と交通する。

咽頭の上部(上咽頭)は耳管で中耳(鼓室)とつながり、鼓室内の圧を外気と等しく保つ。上気道の感染が中耳炎に広がる経路でもある。


【各選択肢の解説】

1. 鼻前庭は粘膜で覆われる。
❌ 誤り。鼻前庭は鼻の入口部で、鼻毛が生える。正しくは皮膚(重層扁平上皮)で覆われ、その奥の固有鼻腔が粘膜で覆われる。
2. 咽頭は中耳と交通する。
✅ 正しい。耳管が上咽頭の側壁に開き、中耳とつながる。
3. 喉頭は下気道に含まれる。
❌ 誤り。上気道と下気道の区分を取り違えている。正しくは喉頭は上気道(鼻腔・咽頭・喉頭)に含まれ、下気道は気管以下である。
4. 気管は第4頸椎の高さから始まる。
❌ 誤り。高さが違う。正しくは気管は輪状軟骨の下、第6頸椎の高さから始まる。
5. 気管分岐部は食道の第1狭窄部にある。
❌ 誤り。狭窄部の順番を取り違えている。正しくは第1狭窄部は食道の起始部(輪状軟骨の高さ)で、気管分岐部(大動脈弓との交差部)の高さは第2狭窄部である。

【試験対策ポイント】

項目高さ・区分
上気道鼻腔・咽頭・喉頭
下気道気管・気管支・肺
気管の始まり第6頸椎(輪状軟骨の下)
気管分岐部第4〜5胸椎
食道の狭窄①起始部 ②気管分岐部・大動脈弓 ③横隔膜貫通部
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