PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第61回 理学療法士国家試験 午前 第75問

病理学概論第61回午前

第61回 理学療法士国家試験 午前 第75問(病理学概論)の正答は 2 です。骨髄は造血幹細胞が絶えず分裂して血球をつくり続ける組織で、細胞が常に入れ替わる(不安定細胞)。

問題
再生能力が最も高いのはどれか。
  1. 1. 角膜
  2. 2. 骨髄 ✓
  3. 3. 心筋
  4. 4. 神経
  5. 5. 横紋筋

正答:2番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 59.8%標準

87人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 骨髄

骨髄は造血幹細胞が絶えず分裂して血球をつくり続ける組織で、細胞が常に入れ替わる(不安定細胞)。選択肢の中で再生能力が最も高い。分裂能力による細胞の3分類で判断する問題。


【各選択肢の解説】

1. 角膜
❌ 誤り。正しくは角膜上皮はよく再生するが、角膜内皮はヒトではほとんど再生しない。骨髄ほどの再生能力はない。
2. 骨髄
✅ 正しい。造血幹細胞が常に増殖し、血球を作り続ける。障害されても回復しやすい。
3. 心筋
❌ 誤り。正しくは心筋細胞はほとんど分裂しない(永久細胞)。梗塞で失われた部分は線維組織(瘢痕)に置き換わる。
4. 神経
❌ 誤り。正しくは神経細胞は分裂しない(永久細胞)。末梢神経の軸索は再生しうるが、細胞そのものは増えない。
5. 横紋筋
❌ 誤り。正しくは骨格筋は衛星細胞による再生はあるが限られ、骨髄ほど旺盛ではない。

【試験対策ポイント】

分類分裂の様子例
不安定細胞常に分裂する骨髄の造血細胞・表皮・消化管上皮
安定細胞ふだんは休み、障害で分裂する肝細胞・腎尿細管上皮
永久細胞分裂しない神経細胞・心筋細胞

再生能力は不安定細胞>安定細胞>永久細胞の順。

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