第61回 理学療法士国家試験 午前 第97問
臨床医学第61回午前
第61回 理学療法士国家試験 午前 第97問(臨床医学)の正答は 4 です。Wilson病は銅を胆汁中へ排泄できない常染色体潜性(劣性)遺伝の病気で、銅が肝臓・脳(大脳基底核)・角膜にたまる。
問題
Wilson病で代謝に異常がみられるのはどれか。
- 1. 亜鉛
- 2. コバルト
- 3. 鉄
- 4. 銅 ✓
- 5. マンガン
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 54.1%標準
61人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 銅
Wilson病は銅を胆汁中へ排泄できない常染色体潜性(劣性)遺伝の病気で、銅が肝臓・脳(大脳基底核)・角膜にたまる。血清セルロプラスミンの低値とKayser-Fleischer角膜輪が特徴である。
【各選択肢の解説】
1. 亜鉛
❌ 誤り。亜鉛の代謝異常の病気ではない。正しくは亜鉛製剤は腸からの銅の吸収を抑える治療薬として使われる。
❌ 誤り。亜鉛の代謝異常の病気ではない。正しくは亜鉛製剤は腸からの銅の吸収を抑える治療薬として使われる。
2. コバルト
❌ 誤り。正しくはコバルトはビタミンB12の構成元素で、Wilson病とは関係しない。
❌ 誤り。正しくはコバルトはビタミンB12の構成元素で、Wilson病とは関係しない。
3. 鉄
❌ 誤り。正しくは鉄が体内に過剰にたまる病気はヘモクロマトーシスである。
❌ 誤り。正しくは鉄が体内に過剰にたまる病気はヘモクロマトーシスである。
4. 銅
✅ 正しい(=正答)。肝障害(肝硬変)と、振戦・ジストニア・構音障害などの錐体外路症状や精神症状が出る。治療は銅キレート薬(D-ペニシラミンなど)と銅制限食である。
✅ 正しい(=正答)。肝障害(肝硬変)と、振戦・ジストニア・構音障害などの錐体外路症状や精神症状が出る。治療は銅キレート薬(D-ペニシラミンなど)と銅制限食である。
5. マンガン
❌ 誤り。正しくはマンガンは過剰に取り込むとマンガン中毒でパーキンソニズムを起こす金属で、Wilson病とは関係しない。
❌ 誤り。正しくはマンガンは過剰に取り込むとマンガン中毒でパーキンソニズムを起こす金属で、Wilson病とは関係しない。
【試験対策ポイント】
| 金属 | 関係する病気 |
|---|---|
| 銅 | Wilson病(蓄積) |
| 鉄 | ヘモクロマトーシス(蓄積)・鉄欠乏性貧血 |
| マンガン | マンガン中毒(パーキンソニズム) |
| 亜鉛 | Wilson病の治療薬 |
亜鉛は「原因」でなく「治療」の側だと押さえる。
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