第61回 理学療法士国家試験 午後 第41問
理学療法評価学第61回午後
第61回 理学療法士国家試験 午後 第41問(理学療法評価学)の正答は 5 です。顔面神経(Ⅶ)は表情筋を支配する。
問題
顔面神経の評価で正しいのはどれか。
- 1. 眼瞼下垂の有無を見る。
- 2. 挺舌させ、舌の偏移を見る。
- 3. 咬筋の収縮を左右で比較する。
- 4. 発声させ、口蓋垂の偏移を見る。
- 5. 口唇を閉じさせ、力に抵抗できるかを見る。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 44.4%難問
54人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 口唇を閉じさせ、力に抵抗できるかを見る。
顔面神経(Ⅶ)は表情筋を支配する。口唇を閉じさせて抵抗に抗せるかを見るのは口輪筋の筋力検査で、顔面神経の運動機能を直接みる方法である。他の選択肢は別の脳神経の検査である。
【各選択肢の解説】
1. 眼瞼下垂の有無を見る。
❌ 誤り。眼瞼下垂は上眼瞼挙筋(動眼神経)や瞼板筋(交感神経)の障害で起こる。正しくは顔面神経の眼の検査は閉眼(眼輪筋)の強さを見る。
❌ 誤り。眼瞼下垂は上眼瞼挙筋(動眼神経)や瞼板筋(交感神経)の障害で起こる。正しくは顔面神経の眼の検査は閉眼(眼輪筋)の強さを見る。
2. 挺舌させ、舌の偏移を見る。
❌ 誤り。挺舌時の舌の偏位は舌下神経(Ⅻ)の検査で、舌は麻痺側へ偏位する。正しくは舌下神経の評価である。
❌ 誤り。挺舌時の舌の偏位は舌下神経(Ⅻ)の検査で、舌は麻痺側へ偏位する。正しくは舌下神経の評価である。
3. 咬筋の収縮を左右で比較する。
❌ 誤り。咬筋は咀嚼筋で三叉神経(Ⅴ)の運動枝(下顎神経)が支配する。正しくは三叉神経の評価である。
❌ 誤り。咬筋は咀嚼筋で三叉神経(Ⅴ)の運動枝(下顎神経)が支配する。正しくは三叉神経の評価である。
4. 発声させ、口蓋垂の偏移を見る。
❌ 誤り。発声時の軟口蓋挙上・口蓋垂の偏位は舌咽・迷走神経(Ⅸ・Ⅹ)の検査で、口蓋垂は健側へ偏位する。正しくは迷走神経(舌咽神経)の評価である。
❌ 誤り。発声時の軟口蓋挙上・口蓋垂の偏位は舌咽・迷走神経(Ⅸ・Ⅹ)の検査で、口蓋垂は健側へ偏位する。正しくは迷走神経(舌咽神経)の評価である。
5. 口唇を閉じさせ、力に抵抗できるかを見る。
✅ 正しい(=正答)。口唇閉鎖の抵抗は口輪筋の筋力を見ており、顔面神経支配の表情筋の検査である。
✅ 正しい(=正答)。口唇閉鎖の抵抗は口輪筋の筋力を見ており、顔面神経支配の表情筋の検査である。
【試験対策ポイント】
| 検査 | 担当する脳神経 |
|---|---|
| 閉眼・額のしわ寄せ・口唇閉鎖・口角挙上 | 顔面神経(Ⅶ) |
| 眼瞼挙上(眼瞼下垂の有無) | 動眼神経(Ⅲ) |
| 咬筋・側頭筋の収縮、顔面の感覚 | 三叉神経(Ⅴ) |
| 軟口蓋挙上・口蓋垂の偏位 | 舌咽・迷走神経(Ⅸ・Ⅹ) |
| 挺舌時の舌の偏位 | 舌下神経(Ⅻ) |
「目を閉じる=Ⅶ/目を開ける=Ⅲ」の取り違えが典型のひっかけである。
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