第61回 理学療法士国家試験 午後 第80問
臨床心理学第61回午後
第61回 理学療法士国家試験 午後 第80問(臨床心理学)の正答は 3 です。医師が否定しても「重い病気にかかっていて助からない」と確信して訂正できないのは心気妄想である。
問題
うつ病患者が「先生は否定するが、私は不治の病にかかっていて助からない」と訴えた。この患者の症状で最も考えられるのはどれか。
- 1. 血統妄想
- 2. 誇大妄想
- 3. 心気妄想 ✓
- 4. 迫害妄想
- 5. 被毒妄想
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 41.3%難問
92人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 心気妄想
医師が否定しても「重い病気にかかっていて助からない」と確信して訂正できないのは心気妄想である。うつ病では気分の落ち込みに沿った微小妄想(心気妄想・罪業妄想・貧困妄想)がみられる。
【各選択肢の解説】
1. 血統妄想
❌ 誤り。血統妄想は「自分は高貴な家柄の出だ」と信じ込む妄想で、誇大妄想の一種である。正しくは、躁状態や統合失調症でみられ、病気への確信とは内容が違う。
❌ 誤り。血統妄想は「自分は高貴な家柄の出だ」と信じ込む妄想で、誇大妄想の一種である。正しくは、躁状態や統合失調症でみられ、病気への確信とは内容が違う。
2. 誇大妄想
❌ 誤り。誇大妄想は自分の能力・地位・財産を過大に確信する妄想である。正しくは、躁状態でみられやすく、うつ病の微小妄想とは向きが逆である。
❌ 誤り。誇大妄想は自分の能力・地位・財産を過大に確信する妄想である。正しくは、躁状態でみられやすく、うつ病の微小妄想とは向きが逆である。
3. 心気妄想
✅ 正しい(=正答)。不治の病にかかっているという訂正できない確信で、うつ病の微小妄想の一つである。
✅ 正しい(=正答)。不治の病にかかっているという訂正できない確信で、うつ病の微小妄想の一つである。
4. 迫害妄想
❌ 誤り。迫害妄想は「誰かに狙われている・害を加えられる」と確信する妄想である。正しくは、統合失調症に多い被害妄想の一つで、病気の確信とは内容が違う。
❌ 誤り。迫害妄想は「誰かに狙われている・害を加えられる」と確信する妄想である。正しくは、統合失調症に多い被害妄想の一つで、病気の確信とは内容が違う。
5. 被毒妄想
❌ 誤り。被毒妄想は「食事や薬に毒を入れられている」と確信する妄想で、被害妄想の一つである。正しくは、自分が病気だという確信ではなく、他者から害されるという確信である。
❌ 誤り。被毒妄想は「食事や薬に毒を入れられている」と確信する妄想で、被害妄想の一つである。正しくは、自分が病気だという確信ではなく、他者から害されるという確信である。
【試験対策ポイント】
| 疾患・状態 | 代表的な妄想 |
|---|---|
| うつ病(微小妄想) | 心気妄想・罪業妄想・貧困妄想 |
| 躁状態 | 誇大妄想・血統妄想 |
| 統合失調症 | 被害妄想(迫害・被毒・注察など) |
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