第7章|消化器・泌尿器・内分泌・感覚器

解剖学 第7章

7-1 消化器

  • 消化管:口→咽頭→食道→胃→小腸(十二指腸・空腸・回腸)→大腸→直腸→肛門
  • 栄養の吸収は主に小腸(絨毛で表面積を拡大)、大腸は水分の吸収と便の形成
  • 付属器:肝臓(代謝・解毒・胆汁産生)・胆嚢(胆汁の貯蔵濃縮)・膵臓(消化酵素=外分泌/インスリン=内分泌)

「栄養の吸収は主に胃」は誤り → 小腸。胆汁をつくるのは肝臓(胆嚢は貯蔵・濃縮するだけ)。

7-2 泌尿器

  • 尿路:腎臓→尿管→膀胱→尿道
  • 腎臓の機能単位=ネフロン(腎小体+尿細管)。腎小体=糸球体+ボウマン嚢
  • 糸球体で濾過→尿細管で再吸収・分泌→尿を生成。老廃物の排泄・水分電解質・血圧・pHの調節

「ネフロンは糸球体だけを指す」は誤り → 腎小体(糸球体+ボウマン嚢)+尿細管で1単位。

7-3 内分泌

器官おもなホルモン働き
下垂体前葉成長ホルモン・ACTH・TSH・性腺刺激・プロラクチン各内分泌腺を刺激
下垂体後葉抗利尿ホルモン(ADH)・オキシトシン視床下部で産生し後葉から放出
甲状腺甲状腺ホルモン・カルシトニン代謝促進・血中Ca低下
副甲状腺パラソルモン血中Ca上昇
副腎皮質コルチゾール・アルドステロン糖・電解質の調節
副腎髄質アドレナリン交感神経様作用
膵島インスリン(B細胞)・グルカゴン(A細胞)血糖の調節

「インスリンは血糖を上げる」は誤り → 下げる(上げるのはグルカゴン・アドレナリン等)。後葉ホルモンは視床下部で産生される。

7-4 感覚器

  • 眼:網膜で光を受容(錐体=色・明所、杆体=暗所)。水晶体で遠近調節
  • 耳:外耳・中耳(鼓膜・耳小骨)・内耳(蝸牛=聴覚、前庭・半規管=平衡覚)
  • 皮膚:表皮・真皮・皮下組織。触・圧・痛・温冷の受容器。体温調節・保護

「暗い所で働くのは錐体細胞」は誤り → 杆体細胞(錐体は明所・色覚)。平衡覚は内耳(前庭・半規管)