第7章|物理療法・義肢装具

理学療法学(評価・治療) 第7章

7-1 物理療法の種類

種類作用・適応
温熱療法ホットパック・超音波・パラフィン。血流増加・疼痛緩和・筋弛緩
寒冷療法アイシング。急性炎症・腫脹・疼痛の軽減
電気刺激TENS(鎮痛)・EMS/FES(筋収縮・機能的電気刺激)
牽引療法頸椎・腰椎の牽引
水治療法浮力・水圧・温度を利用

7-2 物理療法の禁忌

温熱療法の主な禁忌は急性炎症・出血傾向・感覚障害・循環障害・悪性腫瘍。とくに感覚障害のある部位への温熱は熱傷の危険があり要注意。急性期の腫脹・炎症には温熱でなく寒冷を用いる。

7-3 義肢・装具

  • 下肢装具:短下肢装具(AFO・下垂足に対して足関節を制御)・長下肢装具(KAFO)
  • 義足:大腿義足・下腿義足(切断部位で選択)
  • 杖・歩行器:免荷・支持性・バランス補助。杖は患側の反対(健側)に持つのが原則

短下肢装具(AFO)は下垂足(腓骨神経麻痺・脳卒中)に対し、遊脚期のつま先の引っかかりを防ぎます。装具は「どの障害に何を使うか」で問われます(整形外科学・神経内科学参照)。