第7章|感覚・反射・運動と自律神経

生理学 第7章

7-1 感覚の生理

  • 刺激→受容器→求心性神経→中枢。刺激の種類ごとに専用の受容器がある(適刺激)
  • 順応:一定の刺激が続くと感覚が弱くなる(例:においに慣れる)
  • 感覚の中継は視床(嗅覚は視床を通らない)、最終認知は大脳皮質の感覚野
  • 皮膚感覚:触・圧・温・冷・痛。痛覚は順応しにくい(危険を知らせるため)

「痛覚は最も順応しやすい」は誤り → 痛覚は順応しにくい

7-2 反射

反射特徴
伸張反射(膝蓋腱反射など)筋が伸ばされると収縮。単シナプス反射(最も速い)
屈曲反射痛み刺激で肢を引っ込める(多シナプス)
対光反射光で瞳孔が縮む(中脳)

「伸張反射は多シナプス反射」は誤り → 単シナプス反射。反射中枢は脊髄(脳を介さない)。

7-3 運動の制御

  • 随意運動の指令は大脳皮質運動野→皮質脊髄路(錐体路)→脊髄前角→筋
  • 小脳=運動の協調・タイミング・平衡大脳基底核=運動の開始・調整・筋緊張
  • これらの障害:小脳→運動失調、大脳基底核→パーキンソン症状・不随意運動

7-4 自律神経の機能

  • 交感神経=活動・興奮(心拍↑・瞳孔散大・気管支拡張・消化抑制)
  • 副交感神経=休息・消化(心拍↓・瞳孔縮小・消化促進)
  • 多くの臓器は両者の二重支配・拮抗支配を受け、バランスで調節される

「交感神経は消化を促進する」は誤り → 交感神経は消化を抑制、副交感神経が促進。