関節可動域(ROM)測定 頻出ポイント
ROM測定は理学療法評価の基本。国試では「基本軸」「移動軸」「測定肢位」の正確な知識が問われます。特に肩・股・足関節は毎年出題頻度が高い。
主要関節の参考可動域一覧
| 関節 | 運動 | 基本軸 | 移動軸 | 参考値 |
|---|
| 肩関節 | 屈曲 | 体幹(垂直線) | 上腕骨 | 180° |
| 肩関節 | 外転 | 体幹(垂直線) | 上腕骨 | 180° |
| 肩関節 | 外旋 | 肘を通る前額面の垂直線 | 前腕骨 | 60° |
| 股関節 | 屈曲(膝屈曲) | 体幹(垂直線) | 大腿骨 | 125° |
| 股関節 | 外転 | 骨盤(左右上前腸骨棘を結ぶ) | 大腿骨 | 45° |
| 膝関節 | 屈曲(腹臥位) | 大腿骨 | 腓骨 | 130° |
| 足関節 | 背屈 | 腓骨 | 第5中足骨 | 20° |
| 足関節 | 底屈 | 腓骨 | 第5中足骨 | 45° |
測定肢位の落とし穴 股関節外旋:腹臥位・膝屈曲90°。股関節内旋:腹臥位・膝屈曲90°。足関節背屈:膝伸展位と膝屈曲位で異なる(腓腹筋の影響)。前腕回内外:肘屈曲90°・上腕を体幹に密着。これらの測定肢位の違いは国試頻出。
エンドフィールの種類
- 弾性(springy):筋・筋膜・皮膚の伸張による抵抗感。正常可動域では多くがこれ。
- 硬性(hard):骨と骨の衝突による。肘伸展・膝伸展の正常終末域。
- 軟性(soft):軟部組織の接触による。膝屈曲の正常終末域。
- 空虚(empty):疼痛で測定継続不可。正常では出現しない。
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最終更新: 2026年5月