第1章|分類と基礎知識

対応過去問 23問/難易度 ★★★★☆

1-1 声帯良性病変

声帯結節

  • 音声酷使が原因(保育士・教師・歌手など)
  • 成人では女性に多い、小児では男児に多い
  • 声帯前1/3付近の両側対称性に発生
  • 粗糙性嗄声が主症状
  • 第一選択は音声治療・音声衛生指導(手術ではない)
  • 小児例は10〜12歳ごろ自然治癒することが多い

「成人声帯結節は男性に多い」は誤り(女性に多い)。
「声帯結節は左右対称の発生が多い」は正しい(ポリープは片側)。
「小児声帯結節は女児に多い」は誤り(男児に多い)。
「声帯結節の原因は気管挿管」は誤り(音声酷使が原因)。

声帯ポリープ・ポリープ様声帯

疾患特徴
声帯ポリープ片側性が多い。音声酷使が誘因。手術(喉頭微細手術)が有効
ポリープ様声帯(ラインケ浮腫)両側性・喫煙者に多い・女性に多い。声のピッチが低くなる。高度では呼吸困難。粗糙性嗄声

ポリープ様声帯:小児ではなく成人に多い・片側性ではなく両側性が多い・粗糙性嗄声・声の低音化・高度になると呼吸困難を生じる。

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この章の続きで扱う内容
  • 1-2 声帯麻痺(喉頭麻痺)
  • 1-3 機能性・心因性音声障害