第1章|口蓋裂の構音障害

対応過去問 19問 / 難易度 ★★★☆☆

口蓋裂の基礎知識

口蓋裂の疫学・手術

  • 発症頻度:約500出生に1例(2,000に1例は誤り)
  • 口唇裂手術:生後3か月頃(1年ではない)
  • 口蓋裂手術(口蓋形成術):1歳前後が一般的
  • 目的:裂の閉鎖+鼻咽腔閉鎖機能の回復
  • 口蓋裂に滲出性中耳炎が合併しやすい(耳管機能障害による)
  • 咽頭弁手術は口蓋裂(鼻咽腔閉鎖不全)に行う二次手術(口唇裂ではない)

「口唇裂手術は生後1年」は誤り——生後3か月頃。「咽頭弁手術は口唇裂に行う」は誤り——鼻咽腔閉鎖不全(口蓋裂)に対する二次手術。

口蓋裂に伴う問題

口蓋裂に伴うもの:声門破裂音(代償構音)、咬合の異常、共鳴の異常(開鼻声)、耳管機能障害(滲出性中耳炎)

口蓋裂に伴わないもの:開口障害(顎関節の問題であり口蓋裂とは直接関係しない)

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この章の続きで扱う内容
  • 口蓋裂の構音特徴
  • 口蓋裂の時期別対応
  • 鼻咽腔閉鎖機能不全
  • 鼻閉と構音