舌が必要な音(明瞭度が低下):
舌が不要な音(明瞭度が保たれやすい):[p][b][m](両唇音)、[h](声門音)、母音(比較的保たれる)
舌の切除(全体・半側)後に低下する:[t][k](歯茎音・軟口蓋音)
設問は調音点でなく調音方法で問われることがある。舌で閉鎖・狭めを作る音が崩れる、と整理する。
| 調音方法 | 代表音 | 舌半側切除での影響 |
|---|---|---|
| 破裂音 | タ行・カ行[t][d][k][g] | 障害されやすい——舌で閉鎖を作る |
| 破擦音 | ツ・チ[ts][tʃ] | 障害されやすい——舌で閉鎖+摩擦を作る |
| 声門音 | ハ行[h] | 保たれやすい——声門で作り舌の関与が少ない |
| 両唇音 | パ・バ・マ行[p][b][m] | 保たれやすい——唇で作り舌の関与が少ない |
| 接近音 | ヤ行・ワ行[j][w] | 影響を受けうるが、代表としては扱われない |
舌半側切除で「障害されやすい音」を2つ選ぶなら=破裂音+破擦音。声門音・両唇音は舌を使わないので保たれる側、接近音は舌が関与しうるものの狭めが緩く、国試では障害されやすい音の代表には入らない。迷ったら「舌で閉鎖を作るか」で切る。