第6章|指導と検査語の選択

対応過去問 3問 / 難易度 ★★★☆☆

家庭学習の指導

家庭学習で適切なもの:訓練室で確実に言える音を選択する(安定して産生できる音を練習)

不適切なもの:

  • 正しく構音できるまで繰り返す(過度な繰り返しは混乱を招く)
  • 誤りを毎回指摘する(モチベーション低下)
  • 毎日1時間以上行う(過負荷)
  • 一人で行う(フィードバックがない)

検査語の選択

各異常構音の評価に適する語

異常構音評価しやすい語(含まれる音)
口蓋化構音「たいこ」([t]を含む)
側音化構音「いぎりす」「イギリス」(イ列音)
鼻咽腔構音「さかな」「すいか」(摩擦音・破擦音)
声門破裂音「かた」([k][t]を含む)
咽頭摩擦音「めがね」「かき」([k][g]の後方音)

「口蓋化構音の評価語=韓国」は誤り。[t]が口蓋化するので[t]を含む語が適切。「韓国(カンコク)」には[k]しかない——口蓋化(歯茎→口蓋)の評価には[t]を含む語が必要。