中核症状は以下の3種:
中核症状の「繰り返し」はあくまで語の一部(音・音節)が対象。語全体・語句の繰り返しは正常範囲の非流暢性に近く、中核症状には含めない。「音節レベルか、語レベルか」で中核かどうかが分かれると覚える。
| 中核症状(連発・伸発・難発の3つ) | 中核症状でないもの |
|---|---|
| 繰り返し(音・音節=語の一部) | 挿入(えー・あのー)・間投詞の出現 |
| 引き伸ばし(伸発・音の延長) | 回避(言いにくい語や場面を避ける) |
| 阻止・ブロック(難発・力が入り緊張が高まる) | 言い直し・語の置き換え(遠回しの言い方) ※DSM-5の診断基準Aの列挙には含まれる(後述) |
| 語句(語全体)の繰り返し ※単音節語全体の反復はDSM-5の列挙に含まれる(後述) |
「挿入(えー・あのー)」「語全体・語句の繰り返し」「遠回しの言い方(語の置き換え)」「間投詞の出現」「回避」は中核症状ではなく、二次的症状・回避行動または正常範囲の非流暢性。DSM-5でも「間投詞の出現」は中核症状に含まれない。
あわせて、「声がかすれる」=嗄声(音声障害)、「発話速度が速い」=クラタリング(早口)であり、いずれも吃音の中核症状ではない。