記事のアップデート

ST国試ノートの内容を修正・更新したときの履歴です。最新のものから順に並んでいます。各項目をクリックすると詳細が開きます。
内容の誤りや改善のご指摘は、ノート各ページのお問い合わせからお寄せください。

2026-07-05 失語症 第2章:BDAE流暢性尺度と「貝→め」の錯語分類を訂正
読者の方からのご指摘をもとに、2-2 発話の流暢性錯書の分類の2箇所を、過去問の正答に合わせて訂正しました。
  • ボストン失語症診断検査(BDAE)の流暢性尺度旧:含まれるもの=句の長さ・努力性・文法的形態・錯語/「喚語」は含まれない は逆でした。新:含まれるもの=句の長さ・喚語・文法的形態・錯語/「努力性」は含まれない(第20回問56の正答=「含まれないのは努力性」に一致)。※上段の「流暢性の一般的な評価指標」に努力性の有無が入るのは正しく、そのままです。
  • 「貝」→「め」の錯語分類旧:形式性錯語(音韻的類似) は誤りでした。新:「貝(かい)」と「め」は音も意味も共通しないため形式性錯語には当たらない(無関連錯語に近い)。形式性錯語は「太鼓」→「たこ」のように音韻的に類似した実在語を指します(第27回問156で、この組合せは「誤り」=正答)。呼称の誤りなので形態性錯書でない点は従来どおりです。
2026-06-28 失語症 第2章:無関連錯語の例を修正
「2-1 錯語の分類」表の無関連錯語の例を差し替えました。
  • 旧:「うきわ」→「うちわ」 は、すぐ上の音韻性錯語の例「うきわ」→「うしわ」と音が近く、無関連どころか音韻性錯語に見えてしまう不適切な例でした。
  • 新:「鉛筆」→「みかん」(音も意味も無関連な実在語) に修正。無関連錯語は「音韻的にも意味的にも無関連な実在語への置換」で、実在しない語に置き換わる新造語とも区別できる例にしました。
2026-06-20 新科目追加:聴覚障害(全6章)
「近日公開」としていた聴覚障害ノートを新設しました(全科目セット850円で開放)。姉妹ノート「聴覚系(耳の解剖・生理)」を土台に、臨床で何をどう測り、どう補い、どう支援するかに絞って整理しています。
  • 第1章|純音聴力検査の読み方 — オージオグラムの記号・気骨導差による難聴の分類・マスキング・平均聴力レベル(4分法)と身体障害者手帳の等級・疾患別の型。
  • 第2章|語音・各種聴覚検査 — 語音明瞭度・ロールオーバー・自記オージのJerger分類・SISI/ABLB/Tone decay・機能性難聴と詐聴。
  • 第3章|補聴器 / 第4章|人工内耳・その他の聴覚補償 — 補聴器の種類とノンリニア増幅・適合検査、人工内耳の構造と適応・マッピング、Baha/ABI/EASやFM補聴システム。
  • 第5章|小児の聴覚障害 / 第6章|成人・高齢者の聴覚障害 — 新生児聴覚スクリーニング(1-3-6)・BOA/COR・GJB2/CMV・療育とコミュニケーション法・加齢性難聴と耳鳴(TRT)・中途失聴者支援。
  • 各章の見出しから、そのテーマに対応する過去問約315問(第15~28回)にワンタップで飛べるよう紐付けました(章末ドリル・一問一答にも連携)。
2026-06-14 出題データ分析:トップのグラフを「科目別」に変更
冒頭の全体像グラフを、13系統(大分類)の棒グラフ科目(細目)別の出題数ランキングに作り替えました。「臨床医学」「音声言語聴覚医学」のような大くくりだと中身が見えず勉強に直結しにくい、というST学生の視点を反映したものです。
  • 全2,800問を科目(細目)単位で集計し、多い順に並べた頻出ランキングを新トップに。バーの色は所属系統(分野)を表し、グループも一目で分かります。
  • 従来の系統別(13分野)の年次推移は「参考:系統でまとめた年次推移」として残し、年ごとの変動の小ささ(対策の裏切られにくさ)を見る用途に位置づけ直しました。
  • 本文の表現(順位表・読み解き・処方箋)も科目ベースに合わせて調整。数値はすべて従来どおり検算済み(合計2,800問)です。
2026-06-14 新コンテンツ追加:出題データ分析(第15〜28回)
課金者向けの深掘りコンテンツ「言語聴覚士国家試験 出題データ分析(第15〜28回)」を新設しました(全科目セット850円で開放)。
  • 全2,800問(14回×200問)をデータベースから1問単位で集計し、13大分類×45科目で分析。各年200問・総計2,800問になることを検算済み。
  • 目玉① 大分類の中身(45科目の細目)まで分解した頻出ランキングを全分類分掲載(年平均出題数つき)。
  • 目玉② 出題データから導く合格戦略の処方箋(専門5分類で約半数・頻出15科目で年100問・安定科目で床を作る・少数分野は重複で拾う)。
  • 目玉③ 直近3回(第26〜28回)の特徴と新出テーマ(脳神経解剖の強化・評価バッテリーの中身・甲状軟骨形成術・DLD改称など)を分析。
  • 無料の科目別出題傾向ページ(13大分類どまり)よりも一段深い、課金者へのおまけ価値として整理しました。
2026-06-04 嚥下障害ノートの内容修正(第2・5・8章)
利用者の方からのご指摘をもとに、嚥下障害ノートの記述を見直して修正しました。
  • 第2章(MWST・改訂水飲みテスト):冷水を注ぐ部位を 「舌背」「口腔底」 に修正(舌背・舌根に注ぐと咽頭へ直接流れ込み危険なため、口腔底に入れるのが正しい)。
  • 第2章(MWST 試行回数)「評点4点未満なら最大2試行」「評点が4点以上ならさらに最大2回繰り返し、合計最大3試行。問題なければ5点で終了」 に修正。
  • 第5章(気管吸引):1回の吸引時間を 10〜15秒以内、吸引圧を 100〜150mmHg程度 と標準値を明示(従来は誤答肢の否定のみで正しい基準を示していなかった)。
  • 第8章(口腔ケアの体位):片麻痺がある場合の側臥位を 「麻痺側を下」「麻痺側を上(健側を下)」 に修正(麻痺側に水が流れると誤嚥しやすいため)。
  • 第8章(嚥下食ピラミッドの物性規定因子)「粘度・硬さ・凝集性・付着性」「硬さ・凝集性・付着性の3つ」 に修正(粘度・味は規定因子に含まれない)。
  • 第7章:章タイトルを内容に合わせて 「摂食発達」「疾患別の嚥下障害」 に変更。
← ST国試ノートのトップに戻る