科目別 出題数の年次推移(第15〜28回)

この記事について: STカコモンに収録された言語聴覚士国家試験 第15〜28回(14年分・全2800問)の問題データを分野別に集計したものです。集計はサイト掲載データに基づき、現役の言語聴覚士が傾向を解説しています。

言語聴覚士国家試験は毎回200問。その内訳を14年分積み上げると、「どの分野が毎年安定して出るのか」「どこが増えているのか」がはっきり見えてきます。本記事では全2800問を13の大分類に集計し、出題数の推移をグラフと表で整理しました。直前期の優先順位づけに役立ててください。

1. 分野別 出題数の推移(グラフ)

各年とも合計200問。棒の積み上げが各分野の問題数です。

2. データで見る3つのポイント

① 出題数が多いのは「専門5分野+臨床医学」 14年合計で最も多いのは臨床医学(413問)、次いで発声発語・嚥下障害学(384問)、聴覚障害学(315問)、心理学(312問)、言語発達障害学(301問)、失語・高次脳機能障害学(273問)。STの専門5分野(失語・高次脳/言語発達/発声発語・嚥下/聴覚障害/ST総論)だけで全体の約48%(1,337問)を占めます。専門分野を固めることが合格への最短ルートです。
② 嚥下・構音(発声発語・嚥下障害学)は増加傾向 発声発語・嚥下障害学は毎回24〜29問で安定して多く、最新の第28回では37問と過去最多。高齢化を背景に嚥下障害の重要度が高まっており、今後も比重は下がりにくい分野です。
③ 「安定して出る分野」は得点源にしやすい 心理学(毎回19〜25問)、聴覚障害学(21〜26問)、失語・高次脳機能障害学(18〜22問)、音声・言語学(12〜15問)は年による振れ幅が小さく、対策が直接得点につながりやすい分野です。逆に臨床医学(24〜42問)や基礎医学は年ごとの振れが大きく、深追いより頻出テーマの押さえが効率的です。

3. 分野別 出題数の一覧表(第15〜28回)

単位=問。各年の合計は200問。割合は14年合計(2,800問)に占める比率。

大分類1516171819202122232425262728割合
臨床医学332934262725332927354224252441314.8%
発声発語・嚥下障害学262524292825272528282429293738413.7%
聴覚障害学212521222222232326222121212531511.3%
心理学252323242420212321192123222331211.1%
言語発達障害学171821212223202323202225242230110.8%
失語・高次脳機能障害学18191819201920181921202020222739.8%
音声言語聴覚医学161618201918101617129181722087.4%
音声・言語学14151415141512131415141414131967.0%
音響・聴覚心理777687986777781013.6%
社会福祉・教育1056676668779891003.6%
基礎医学5675499107765513983.5%
言語聴覚障害学総論47453974255351642.3%
臨床歯科医学45322232222231351.3%
合計2002002002002002002002002002002002002002002,800100%
💡 読み方のヒント: 大分類は科目をまとめた区分です。1問単位の集計のため、年によって出題基準の境界や設問の分類が前後し、単年の増減(特に直近回や少数分野)は数問の幅で動くことがあります。1年だけの上下に振り回されず、複数年の「ならし」で優先度を判断してください。

⚠️ よくある誤解

分野ごとに過去問を解いてみよう

STカコモンでは第15〜28回の全問を分野別・年度別に演習できます。出題の多い分野から優先的に解いて、得点源を固めましょう。

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※ 集計はSTカコモン掲載データ(第15〜28回)に基づきます。
最終更新: 2026年6月