MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第9問

人体の構造と機能第31回午前

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第9問(人体の構造と機能)の正答は 5 です。貪食(食作用)は好中球・マクロファージ(単球系)が担う自然免疫の働きで、リンパ球は貪食を行わない。

問題
免疫について誤っているのはどれか。
  1. 1. 活性化したB 細胞は抗体を産生する。
  2. 2. 肥満細胞がヒスタミンを放出して炎症を引き起こす。
  3. 3. マクロファージは抗原情報を提示する。
  4. 4. キラーT 細胞がウイルスに感染した細胞を破壊する。
  5. 5. リンパ球が体内に侵入した細菌を貪食する。

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — リンパ球が体内に侵入した細菌を貪食する。

貪食(食作用)は好中球・マクロファージ(単球系)が担う自然免疫の働きで、リンパ球は貪食を行わない。よって記述5が誤り。


【各選択肢の解説】

1. 活性化したB細胞は抗体を産生する。
✅ 正しい。B細胞は形質細胞に分化して抗体(免疫グロブリン)を産生する(液性免疫)。
2. 肥満細胞がヒスタミンを放出して炎症を引き起こす。
✅ 正しい。肥満細胞は脱顆粒によりヒスタミンを放出し、即時型アレルギー・炎症を起こす。
3. マクロファージは抗原情報を提示する。
✅ 正しい。マクロファージや樹状細胞は抗原提示細胞(APC)。
4. キラーT細胞がウイルスに感染した細胞を破壊する。
✅ 正しい。細胞傷害性T細胞(CD8+)が感染細胞を傷害する(細胞性免疫)。
5. リンパ球が体内に侵入した細菌を貪食する。
❌ 誤り。貪食は好中球・マクロファージの役割で、リンパ球は貪食しない。

【試験対策ポイント】

貪食=好中球・マクロファージ(自然免疫)。リンパ球=B細胞(抗体・液性免疫)/T細胞(細胞性免疫)。抗原提示はマクロファージ・樹状細胞・B細胞が行う。

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