MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第8問

人体の構造と機能第31回午前

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第8問(人体の構造と機能)の正答は 2 です。近位尿細管では水・Na⁺・Cl⁻・ブドウ糖などが大量に再吸収される。

問題
近位尿細管で再吸収されないのはどれか。
  1. 1. 水
  2. 2. アンモニア ✓
  3. 3. Cl⁻
  4. 4. Na⁺
  5. 5. ブドウ糖

正答:2番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 77.8%参考値

27人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — アンモニア

近位尿細管では水・Na⁺・Cl⁻・ブドウ糖などが大量に再吸収される。アンモニアは近位尿細管の細胞でグルタミンからつくられて管腔へ分泌され(NH₄⁺として)、尿中への酸(H⁺)の排泄を担う。


【各選択肢の解説】

1. 水
❌ 誤り。正しくは近位尿細管で再吸収され、糸球体濾液の水の約2/3がここで再吸収される。
2. アンモニア
✅ 正しい(=正答)。近位尿細管では再吸収されず、尿細管細胞でつくられて管腔へ分泌される。H⁺と結びついたNH₄⁺の形で尿に出て、酸の排泄に働く。
3. Cl⁻
❌ 誤り。正しくはNa⁺の再吸収に伴って近位尿細管で再吸収される。
4. Na⁺
❌ 誤り。正しくは近位尿細管で濾過量の大部分(約2/3)が再吸収され、水・ブドウ糖などの再吸収の原動力にもなる。
5. ブドウ糖
❌ 誤り。正しくは健常では近位尿細管でNa⁺との共輸送によりほぼ全量が再吸収される。血糖が高く再吸収の限度を超えると尿糖となる。

【試験対策ポイント】

近位尿細管物質
再吸収水・Na⁺・Cl⁻・K⁺・HCO₃⁻・ブドウ糖・アミノ酸
分泌H⁺・アンモニア(NH₄⁺)・有機酸・多くの薬物

ブドウ糖・アミノ酸は健常ではほぼ全部が近位尿細管で再吸収される。

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