第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第11問
呼吸器系第31回午前
第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第11問(呼吸器系)の正答は 2 です。%VC<80%で1秒率(FEV1.0%)≧70%は拘束性換気障害である。
問題
%VC < 80%、FEV1.0%≧ 70%となる病態を呈する疾患はどれか。
a.放射線肺炎
b.サルコイドーシス
c.肺気腫
d.気管支喘息発作
e.肺線維症
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e ✓
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:2番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 64%参考値
25人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番(a・b・e)
%VC<80%で1秒率(FEV1.0%)≧70%は拘束性換気障害である。肺が硬く広がりにくくなる間質の病変(放射線肺炎・サルコイドーシス・肺線維症)がこれに当たり、肺気腫・気管支喘息は気道が狭くなる閉塞性障害(1秒率<70%)である。
【各選択肢の解説】
a.放射線肺炎
✅ 正しい。放射線による間質の炎症からやがて線維化が進み、肺が広がりにくくなって肺活量が減る拘束性障害を示す。
b.サルコイドーシス
✅ 正しい。肺に肉芽腫ができ、進行すると線維化して拘束性障害を示す。
c.肺気腫
❌ 誤り。肺胞壁が壊れて弾性が失われ、呼気時に末梢気道がつぶれる。正しくは1秒率<70%の閉塞性障害を示す。
d.気管支喘息発作
❌ 誤り。発作時は気道が収縮・浮腫で狭くなる。正しくは1秒率が低下する閉塞性障害を示す。
e.肺線維症
✅ 正しい。間質が線維化して肺が硬く縮むため、典型的な拘束性障害となる。
1. a、b、c
❌ 誤り。c(肺気腫)は閉塞性。正しくはa・b・e。
❌ 誤り。c(肺気腫)は閉塞性。正しくはa・b・e。
2. a、b、e
✅ 正しい(=正答)。3つとも間質の病変による拘束性障害である。
✅ 正しい(=正答)。3つとも間質の病変による拘束性障害である。
3. a、d、e
❌ 誤り。d(気管支喘息発作)は閉塞性。正しくはa・b・e。
❌ 誤り。d(気管支喘息発作)は閉塞性。正しくはa・b・e。
4. b、c、d
❌ 誤り。c・dは閉塞性。正しくはa・b・e。
❌ 誤り。c・dは閉塞性。正しくはa・b・e。
5. c、d、e
❌ 誤り。c・dは閉塞性。正しくはa・b・e。
❌ 誤り。c・dは閉塞性。正しくはa・b・e。
【試験対策ポイント】
| 換気障害 | %VC | 1秒率 | 代表疾患 |
|---|---|---|---|
| 拘束性 | <80% | ≧70% | 肺線維症・間質性肺炎・サルコイドーシス |
| 閉塞性 | ≧80% | <70% | 肺気腫・COPD・気管支喘息 |
| 混合性 | <80% | <70% | 両方の要素をもつ病態 |
%VC=拘束の指標、1秒率=閉塞の指標。
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