MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第14問

循環器系第31回午前

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第14問(循環器系)の正答は 4 です。急性心筋梗塞の合併症は、壊死した心筋が裂ける・膨らむ・乳頭筋が働かなくなる(機械的合併症)ことや、刺激伝導系の虚血による不整脈である。

問題
急性心筋梗塞の合併症として誤っているのはどれか。
  1. 1. 心室瘤
  2. 2. 心室中隔穿孔
  3. 3. 僧帽弁閉鎖不全
  4. 4. 大動脈弁狭窄 ✓
  5. 5. 完全房室ブロック

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 18.2%参考値

22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 大動脈弁狭窄

急性心筋梗塞の合併症は、壊死した心筋が裂ける・膨らむ・乳頭筋が働かなくなる(機械的合併症)ことや、刺激伝導系の虚血による不整脈である。大動脈弁狭窄は弁そのものが硬く狭くなる慢性の弁膜症で、心筋梗塞の結果としては起こらない。


【各選択肢の解説】

1. 心室瘤
✅ 正しい(合併症である)。梗塞部の心室壁が薄くなって外へ膨らむもので、心不全や血栓・不整脈の原因になる。
2. 心室中隔穿孔
✅ 正しい(合併症である)。中隔の梗塞部が裂けて左右の心室がつながる機械的合併症で、急な心不全を起こす。
3. 僧帽弁閉鎖不全
✅ 正しい(合併症である)。乳頭筋の虚血や断裂で僧帽弁が閉じなくなり、急性の僧帽弁閉鎖不全となる。
4. 大動脈弁狭窄
❌ 誤り(=正答)。正しくは大動脈弁狭窄は加齢による弁の石灰化・先天性二尖弁・リウマチ熱の後遺症で起こる慢性の弁膜症で、心筋梗塞の合併症ではない。
5. 完全房室ブロック
✅ 正しい(合併症である)。房室結節を養う血管は多くが右冠動脈から出るため、とくに下壁梗塞で房室ブロックが起こりやすい。

【試験対策ポイント】

急性心筋梗塞の合併症中身
機械的合併症心破裂(心タンポナーデ)・心室中隔穿孔・乳頭筋断裂(僧帽弁閉鎖不全)・心室瘤
不整脈心室細動・心室頻拍・房室ブロック
ポンプ失調心不全・心原性ショック
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