MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第15問

内分泌・代謝系第31回午前

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第15問(内分泌・代謝系)の正答は 5 です。副甲状腺ホルモン(PTH)は血中Caを上げ、血中リンを下げる。

問題
副甲状腺機能低下症の合併症はどれか。 a.尿路結石 b.多飲・多尿 c.胃・十二指腸潰瘍 d.高リン血症 e.テタニー症状
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e ✓

正答:5番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 80%参考値

20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番(d・e)

副甲状腺ホルモン(PTH)は血中Caを上げ、血中リンを下げる。機能低下症ではその逆で低Ca血症・高リン血症となり、低Ca血症で神経・筋の興奮性が高まってテタニーが出る。尿路結石・多飲多尿・消化性潰瘍は高Ca血症を来す機能「亢進症」の症状である。


【各選択肢の解説】

a.尿路結石
❌ 誤り。高Ca血症で尿中Caが増えて起こる。正しくは副甲状腺機能亢進症の合併症である。

b.多飲・多尿
❌ 誤り。高Ca血症で腎の尿濃縮力が落ちて起こる。正しくは副甲状腺機能亢進症の症状である。

c.胃・十二指腸潰瘍
❌ 誤り。高Ca血症でガストリン分泌が増えて起こる。正しくは副甲状腺機能亢進症の合併症である。

d.高リン血症
✅ 正しい。PTHは腎でのリン再吸収を抑えてリンを尿へ出す働きをもつので、PTHが不足するとリンが体にたまり高リン血症となる。

e.テタニー症状
✅ 正しい。低Ca血症で神経・筋の興奮性が高まり、手足の筋がこわばるテタニーが起こる。

1. a、b
❌ 誤り。a・bは亢進症の症状。正しくはd・e。
2. a、e
❌ 誤り。aは亢進症の合併症。正しくはd・e。
3. b、c
❌ 誤り。b・cは亢進症の症状。正しくはd・e。
4. c、d
❌ 誤り。cは亢進症の合併症。正しくはd・e。
5. d、e
✅ 正しい(=正答)。低Ca血症・高リン血症とその症状がそろっている。

【試験対策ポイント】

副甲状腺血中Ca血中リン主な症状
機能低下症低下上昇テタニー・けいれん、Chvostek徴候・Trousseau徴候
機能亢進症上昇低下尿路結石・多飲多尿・消化性潰瘍・骨病変
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