第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第15問
内分泌・代謝系第31回午前
第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第15問(内分泌・代謝系)の正答は 5 です。副甲状腺機能低下症ではPTH低下により血清カルシウム低下・血清リン上昇(高リン血症)が起こり、低Ca血症によりテタニー(手足の硬直・けいれん)を生じる。
問題
副甲状腺機能低下症の合併症はどれか。
a.尿路結石
b.多飲・多尿
c.胃・十二指腸潰瘍
d.高リン血症
e.テタニー症状
- 1. a、b
- 2. a、e
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e ✓
正答:5番
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解説
■ 正答:5番 — d、e
副甲状腺機能低下症ではPTH低下により血清カルシウム低下・血清リン上昇(高リン血症)が起こり、低Ca血症によりテタニー(手足の硬直・けいれん)を生じる。よってd・eが正しく組合せは5番。
【各選択肢の解説】
a. 尿路結石
❌ 誤り。尿路結石は高Ca尿を来す副甲状腺機能「亢進症」でみられる。
❌ 誤り。尿路結石は高Ca尿を来す副甲状腺機能「亢進症」でみられる。
b. 多飲・多尿
❌ 誤り。高Ca血症(亢進症)で口渇・多尿となる。
❌ 誤り。高Ca血症(亢進症)で口渇・多尿となる。
c. 胃・十二指腸潰瘍
❌ 誤り。高Ca血症(亢進症)でガストリン分泌亢進により起こる。
❌ 誤り。高Ca血症(亢進症)でガストリン分泌亢進により起こる。
d. 高リン血症
✅ 正しい。PTH低下で腎からのリン排泄が減り血中リンが上昇する。
✅ 正しい。PTH低下で腎からのリン排泄が減り血中リンが上昇する。
e. テタニー症状
✅ 正しい。低Ca血症により神経筋興奮性が高まりテタニーを生じる。
✅ 正しい。低Ca血症により神経筋興奮性が高まりテタニーを生じる。
よって合併症はd・e → 組合せは5番。
【試験対策ポイント】
| 血Ca | 血P | 主症状 | |
|---|---|---|---|
| 機能低下症 | 低下 | 上昇 | テタニー・けいれん・Chvostek/Trousseau徴候 |
| 機能亢進症 | 上昇 | 低下 | 尿路結石・多飲多尿・消化性潰瘍・骨病変 |
PTHはCaを上げP を下げる。低下症はその逆(低Ca・高P)と押さえる。
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