第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第16問
第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第16問(神経・筋肉系)の正答は 2 です。アルツハイマー病=認知障害、パーキンソン病=筋固縮、重症筋無力症=夕方にかけて増悪する筋力低下(易疲労性・日内変動)は、どれも代表的な症状の組合せである。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e ✓
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:2番
初回正答率 73.7%参考値
19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
アルツハイマー病=認知障害、パーキンソン病=筋固縮、重症筋無力症=夕方にかけて増悪する筋力低下(易疲労性・日内変動)は、どれも代表的な症状の組合せである。ALSは意識が保たれ、ギラン・バレー症候群は弛緩性麻痺が中心で、昏睡やけいれんは特徴ではない。
【各選択肢の解説】
a.アルツハイマー病 ― 認知障害
✅ 正しい。大脳皮質の神経細胞が失われ、記憶障害を中心とする認知障害が進行する。
b.パーキンソン病 ― 筋固縮
✅ 正しい。黒質のドパミン神経細胞が減り、安静時振戦・筋固縮・無動・姿勢反射障害の4徴を示す。
c.筋萎縮性側索硬化症 ― 昏睡
❌ 誤り。運動ニューロンだけが障害される病気で、意識は保たれる。正しくは上位・下位運動ニューロン障害による筋萎縮・筋力低下・球麻痺が進行し、感覚・眼球運動・膀胱直腸機能は保たれやすい。
d.ギラン・バレー症候群 ― けいれん
❌ 誤り。けいれんは特徴ではない。正しくは感染後に急性に起こる末梢神経障害で、四肢の弛緩性麻痺と腱反射の消失を示す。
e.重症筋無力症 ― 午後に増悪する筋力低下
✅ 正しい。神経筋接合部のアセチルコリン受容体に対する自己抗体で伝達が弱まり、筋を使い続けるほど・夕方ほど筋力が落ちる(易疲労性・日内変動)。
❌ 誤り。cは誤った組合せ。正しくはa・b・e。
✅ 正しい(=正答)。3つとも代表的な症状の組合せである。
❌ 誤り。dは誤った組合せ。正しくはa・b・e。
❌ 誤り。c・dは誤った組合せ。正しくはa・b・e。
❌ 誤り。c・dは誤った組合せ。正しくはa・b・e。
【試験対策ポイント】
| 疾患 | 障害部位 | 代表的な症状 |
|---|---|---|
| ALS | 上位+下位運動ニューロン | 筋萎縮・球麻痺。意識・感覚・眼球運動は保たれやすい |
| ギラン・バレー症候群 | 末梢神経 | 急性の弛緩性麻痺・腱反射消失 |
| 重症筋無力症 | 神経筋接合部 | 易疲労性・日内変動・眼瞼下垂 |
| パーキンソン病 | 黒質 | 振戦・固縮・無動・姿勢反射障害 |
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