第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第17問
第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第17問(感染症)の正答は 5 です。結核は感染症法の二類感染症で、診断した医師は直ちに保健所長へ届け出る(感染症法第12条)。
- 1. a、b
- 2. a、e
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e ✓
正答:5番
初回正答率 86.7%参考値
15人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
結核は感染症法の二類感染症で、診断した医師は直ちに保健所長へ届け出る(感染症法第12条)。排菌している患者と接触した人には接触者健康診断が行われる(感染症法第17条)。染色・ワクチン・診断の肢はそれぞれ取り違えを含む。
【各選択肢の解説】
a.検出にはグラム染色を用いる。
❌ 誤り。抗酸菌は細胞壁に脂質(ミコール酸)が多く、グラム染色では染まりにくい。正しくはチール・ネルゼン染色(抗酸菌染色)や蛍光染色を用いる。
b.喀痰培養で抗酸菌が検出されれば結核と診断できる。
❌ 誤り。抗酸菌には結核菌のほかに非結核性抗酸菌がある。正しくは核酸増幅法などで菌種を同定し、結核菌群と確かめて結核と診断する。
c.BCG は死菌ワクチンである。
❌ 誤り。正しくはBCGはウシ型結核菌を弱毒化した生ワクチンである。
d.結核と診断した場合は直ちに保健所に届ける。
✅ 正しい。結核は二類感染症で、診断した医師は直ちに最寄りの保健所長へ届け出る義務がある(感染症法第12条)。
e.排菌者と接触した場合は接触者健康診断が必要である。
✅ 正しい。結核は空気感染するため、感染の広がりを確かめる目的で接触者健康診断が行われる(感染症法第17条)。
❌ 誤り。a・bとも誤り。正しくはd・e。
❌ 誤り。aが誤り。正しくはd・e。
❌ 誤り。b・cとも誤り。正しくはd・e。
❌ 誤り。cが誤り。正しくはd・e。
✅ 正しい(=正答)。届出と接触者健診はどちらも感染症法の定めである。
【試験対策ポイント】
- 抗酸菌の染色=チール・ネルゼン染色(グラム染色ではない)
- BCG=生ワクチン
- 結核=二類感染症・直ちに届出(感染症法)
- 感染経路=空気感染→患者の病室は陰圧、医療者はN95マスク
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