第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第17問
感染症第31回午前
第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第17問(感染症)の正答は 5 です。結核は2類感染症で、診断したら直ちに保健所へ届出し、排菌者と接触した者には接触者健康診断を行う。
問題
抗酸菌感染症について正しいのはどれか。
a.検出にはグラム染色を用いる。
b.喀痰培養で抗酸菌が検出されれば結核と診断できる。
c.BCG は死菌ワクチンである。
d.結核と診断した場合は直ちに保健所に届ける。
e.排菌者と接触した場合は接触者健康診断が必要である。
- 1. a、b
- 2. a、e
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e ✓
正答:5番
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解説
■ 正答:5番 — d、e
結核は2類感染症で、診断したら直ちに保健所へ届出し、排菌者と接触した者には接触者健康診断を行う。よってd・eが正しく組合せは5番。
【各選択肢の解説】
a. 検出にはグラム染色を用いる。
❌ 誤り。抗酸菌は蝋様被膜のためグラム染色されにくく、チール・ネルゼン染色(抗酸菌染色)を用いる。
❌ 誤り。抗酸菌は蝋様被膜のためグラム染色されにくく、チール・ネルゼン染色(抗酸菌染色)を用いる。
b. 喀痰培養で抗酸菌が検出されれば結核と診断できる。
❌ 誤り。非結核性抗酸菌症もあるため、培養陽性だけでは結核と断定できない(核酸検査等で菌種同定が必要)。
❌ 誤り。非結核性抗酸菌症もあるため、培養陽性だけでは結核と断定できない(核酸検査等で菌種同定が必要)。
c. BCGは死菌ワクチンである。
❌ 誤り。BCGは弱毒生ワクチン(生菌)。
❌ 誤り。BCGは弱毒生ワクチン(生菌)。
d. 結核と診断した場合は直ちに保健所に届ける。
✅ 正しい。結核は2類感染症で診断後直ちに届出。
✅ 正しい。結核は2類感染症で診断後直ちに届出。
e. 排菌者と接触した場合は接触者健康診断が必要である。
✅ 正しい。感染拡大防止のため接触者健診を実施する。
✅ 正しい。感染拡大防止のため接触者健診を実施する。
よって正しいのはd・e → 5番。
【試験対策ポイント】
抗酸菌=チール・ネルゼン染色(グラム染色不適)。BCG=生ワクチン。結核は2類感染症・直ちに届出。空気(飛沫核)感染でN95マスクが必要。
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