MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第19問

腎・泌尿器・生殖器系第31回午前

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第19問(腎・泌尿器・生殖器系)の正答は 3 です。長期透析患者では低カルシウム血症・高リン血症・活性型ビタミンD低下が持続するため、副甲状腺が刺激され二次性副甲状腺機能「亢進症」となる。

問題
長期透析患者にみられる合併症でないのはどれか。
  1. 1. 腎性貧血
  2. 2. アミロイドーシス
  3. 3. 二次性副甲状腺機能低下症
  4. 4. 活性型ビタミンD 欠乏
  5. 5. 掻痒症

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — 二次性副甲状腺機能低下症

長期透析患者では低カルシウム血症・高リン血症・活性型ビタミンD低下が持続するため、副甲状腺が刺激され二次性副甲状腺機能「亢進症」となる。「低下症」は起こらないため、合併症でないもの=3番が正答。


【各選択肢の解説】

1. 腎性貧血
❌ 合併する。腎からのエリスロポエチン産生低下による貧血。
2. アミロイドーシス
❌ 合併する。β2ミクログロブリン蓄積による透析アミロイドーシス(手根管症候群など)。
3. 二次性副甲状腺機能低下症
✅ 合併しない=これが正答。実際は二次性副甲状腺機能「亢進症」が起こる。
4. 活性型ビタミンD欠乏
❌ 合併する。腎での活性化障害でビタミンDが不足し、骨・Ca代謝異常を来す。
5. 掻痒症
❌ 合併する。透析患者の代表的な皮膚症状(原因は多因子)。

【試験対策ポイント】

透析患者のCa・P代謝:低Ca・高P・活性型ビタミンD低下 → 二次性副甲状腺機能亢進症 → 腎性骨異栄養症。他に腎性貧血(EPO低下)、β2MGによる透析アミロイドーシスが頻出。

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