MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第31問

生体物理・化学現象の計測第31回午前

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第31問(生体物理・化学現象の計測)の正答は 2 です。フライシュ型ニューモタコグラフは、多数の細管(毛細管束)にガスを流し、その前後に生じる圧力差(差圧)から流量を求める差圧方式の代表格である。

問題
差圧方式の呼吸計測装置はどれか。
  1. 1. ベネディクトロス型スパイロメータ
  2. 2. フライシュ型ニューモタコグラフ
  3. 3. 熱線式流量計
  4. 4. 超音波流量計
  5. 5. カプノメータ

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — フライシュ型ニューモタコグラフ

フライシュ型ニューモタコグラフは、多数の細管(毛細管束)にガスを流し、その前後に生じる圧力差(差圧)から流量を求める差圧方式の代表格である。層流条件では差圧が流量に比例するので、差圧を測れば呼吸流量が得られる。


【各選択肢の解説】

1. ベネディクトロス型スパイロメータ
❌ 誤り。ベル(浮き鐘)の上下=容積変化を直接読む容積型で、差圧は測らない。
2. フライシュ型ニューモタコグラフ
✅ 正しい。細管束の前後差圧を測る差圧方式。
3. 熱線式流量計
❌ 誤り。加熱した素子が気流で冷却される放熱量から流速を求める熱式。
4. 超音波流量計
❌ 誤り。超音波の伝搬時間差やドプラを利用する方式。
5. カプノメータ
❌ 誤り。呼気CO2濃度を赤外線吸収で測る装置で流量計ではない。

【試験対策ポイント】

呼吸流量計の方式を整理する。差圧式(フライシュ型・リリー型ニューモタコグラフ)/熱線式(熱式)/超音波式/回転翼(タービン)式。容積測定はベネディクトロス型スパイロメータ。カプノメータはCO2測定であって流量計ではない点に注意。

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