MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第32問

医用画像計測第31回午前

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第32問(医用画像計測)の正答は 3 です。Aモードは1本の超音波ビーム上の反射強度を振幅(Amplitude)として深さ方向に1次元表示するもので、2次元の断層像(断面像)は得られない。

問題
超音波を用いた画像計測について誤っているのはどれか。
  1. 1. 動画の撮影が可能である。
  2. 2. M モードは弁の動きを描画できる。
  3. 3. A モードでは断層像が得られる。
  4. 4. コンベックス走査はリニア走査より深部視野が広い。
  5. 5. 血流の画像が得られる。

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — Aモードでは断層像が得られる。(誤り)

Aモードは1本の超音波ビーム上の反射強度を振幅(Amplitude)として深さ方向に1次元表示するもので、2次元の断層像(断面像)は得られない。断層像が得られるのはBモードである。設問は誤りを問うので3が正答。


【各選択肢の解説】

1. 動画の撮影が可能である。
✅ 正しい。リアルタイムに連続描画でき動画表示が可能。
2. Mモードは弁の動きを描画できる。
✅ 正しい。時間軸に対する組織の動きを記録し、心臓弁の運動観察に用いる。
3. Aモードでは断層像が得られる。
❌ 誤り。Aモードは振幅の1次元表示。断層像はBモード。
4. コンベックス走査はリニア走査より深部視野が広い。
✅ 正しい。扇状に広がるため深部ほど視野が広がる。
5. 血流の画像が得られる。
✅ 正しい。カラードプラで血流を画像化できる。

【試験対策ポイント】

超音波モードの対応:Aモード=振幅1次元、Bモード=輝度で断層像、Mモード=運動(弁・壁の時間変化)、ドプラ=血流速度。走査方式はリニア(浅部・矩形視野)、コンベックス(深部で広視野)、セクタ(狭い窓から扇状)。

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