MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第33問

医用画像計測第31回午前

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第33問(医用画像計測)の正答は 1 です。PETの空間分解能は数mm程度で、サブmm〜mm級のX線CTより劣る。

問題
ラジオアイソトープによる画像計測について誤っているのはどれか。
  1. 1. PET の空間分解能はX 線CT と同程度である。
  2. 2. PET では陽電子の対消滅によるc 線を検出する。
  3. 3. SPECT では人体の3 次元構造を画像化する。
  4. 4. 体内での放射線の散乱を考慮する必要がある。
  5. 5. 体内での放射線の吸収を考慮する必要がある。

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — PETの空間分解能はX線CTと同程度である。(誤り)

PETの空間分解能は数mm程度で、サブmm〜mm級のX線CTより劣る。よって「同程度」は誤り。設問は誤りを問うので1が正答。


【各選択肢の解説】

1. PETの空間分解能はX線CTと同程度である。
❌ 誤り。PETは数mm程度でCTより空間分解能が低い。
2. PETでは陽電子の対消滅によるγ線を検出する。
✅ 正しい。陽電子(β+)が電子と対消滅し正反対に飛ぶ2本の511keVのγ線を同時計測する。
3. SPECTでは人体の3次元構造を画像化する。
✅ 正しい。γカメラを回転させ断層再構成し3次元的に画像化する。
4. 体内での放射線の散乱を考慮する必要がある。
✅ 正しい。散乱線は画質低下要因で補正が必要。
5. 体内での放射線の吸収を考慮する必要がある。
✅ 正しい。組織による吸収(減弱)補正が必要。

【試験対策ポイント】

核医学:PET=陽電子放出核種(F-18等)、対消滅511keVγ線を同時計数、機能画像。SPECT=単一γ線をγカメラ回転で断層化。空間分解能はCT・MRI>SPECT・PET。定量性のため吸収・散乱補正が重要。

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