MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第38問

各種治療機器第31回午前

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第38問(各種治療機器)の正答は 3 です。治療用レーザと適用の組合せを判定する。

問題
治療用レーザ装置と適用との組合せで正しいのはどれか。 a.ArF エキシマレーザ(193 nm)   近視矯正 b.CO2 レーザ(10.6 nm)  尿管結石破砕 c.Nd:YAG レーザ(1.064 nm)  疼痛治療 d.半導体レーザ(630〜680 nm)  光線力学療法 e.Dye レーザ(585〜630 nm)  あざ治療
  1. 1. a、b、c
  2. 2. a、b、e
  3. 3. a、d、e
  4. 4. b、c、d
  5. 5. c、d、e

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — a、d、e

治療用レーザと適用の組合せを判定する。aのArFエキシマ(193nm)=近視矯正、dの半導体レーザ(〜630nm)=光線力学療法(PDT)、eの色素(Dye)レーザ=あざ治療が正しく、その3つを含む選択肢3が正答。


【各選択肢の解説】

a. ArFエキシマレーザ(193nm) - 近視矯正
✅ 正しい。角膜をアブレーションするLASIK/PRKに用いる。
b. CO2レーザ(10.6μm) - 尿管結石破砕
❌ 誤り。CO2レーザは軟部組織の切開・蒸散用。尿管結石破砕はHo:YAGレーザ。
c. Nd:YAGレーザ(1.064μm) - 疼痛治療
❌ 誤り。Nd:YAGは高出力で凝固・切除に用いる。低出力レーザ疼痛治療(LLLT)は主に半導体(GaAlAs)レーザ。
d. 半導体レーザ(630〜680nm) - 光線力学療法
✅ 正しい。光感受性物質を励起するPDTに用いる。
e. Dyeレーザ(585〜630nm) - あざ治療
✅ 正しい。色素レーザは血管・色素病変(あざ)治療に用いる。

よって正しい組合せはa・d・e → 選択肢3が正答。(設問の波長表記はμmとnmが混在するOCR化けで、正しくはCO2=10.6μm、Nd:YAG=1.064μm)


【試験対策ポイント】

波長と吸収:ArFエキシマ193nm(角膜)、色素レーザ585nm前後(ヘモグロビン吸収→血管病変)、半導体630nm前後(PDT)、Nd:YAG 1064nm(深部凝固)、CO2 10.6μm(水吸収→表層蒸散)、Ho:YAG(結石破砕)。

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