第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第39問
各種治療機器第31回午前
第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第39問(各種治療機器)の正答は 4 です。超音波凝固切開装置は摩擦熱で凝固と切開を行うが、電気メスに比べ切離・凝固に時間を要することが多い。
問題
超音波凝固切開装置で誤っているのはどれか。
- 1. アクティブブレードは45〜55 kHz の周波数で振動する。
- 2. 70〜100 ℃で組織中のタンパク質を凝固させる。
- 3. 細い血管からの出血を止めることができる。
- 4. 電気メスに比べて短時間で凝固切開が可能である。 ✓
- 5. 内視鏡外科手術に用いられる。
正答:4番
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解説
■ 正答:4番 — 電気メスに比べて短時間で凝固切開が可能である。(誤り)
超音波凝固切開装置は摩擦熱で凝固と切開を行うが、電気メスに比べ切離・凝固に時間を要することが多い。「短時間で可能」は誤りで、これが正答。
【各選択肢の解説】
1. アクティブブレードは45〜55kHzの周波数で振動する。
✅ 正しい。約55kHz前後で機械的に振動する。
✅ 正しい。約55kHz前後で機械的に振動する。
2. 70〜100℃で組織中のタンパク質を凝固させる。
✅ 正しい。摩擦熱による比較的低温でタンパク変性・凝固する。
✅ 正しい。摩擦熱による比較的低温でタンパク変性・凝固する。
3. 細い血管からの出血を止めることができる。
✅ 正しい。数mm程度までの血管を凝固シールできる。
✅ 正しい。数mm程度までの血管を凝固シールできる。
4. 電気メスに比べて短時間で凝固切開が可能である。
❌ 誤り。電気メスより時間を要することが多い。
❌ 誤り。電気メスより時間を要することが多い。
5. 内視鏡外科手術に用いられる。
✅ 正しい。腹腔鏡下手術などで多用される。
✅ 正しい。腹腔鏡下手術などで多用される。
【試験対策ポイント】
超音波凝固切開装置(ハーモニックスカルペル等):ブレードを約55kHzで機械振動、摩擦熱で低温(70〜100℃)凝固。電気メスより熱拡がりが少なく煙が少ない一方、切離に時間がかかる。高周波電流を体に流さないため対極板不要。
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