第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第65問
呼吸療法装置第31回午前
第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第65問(呼吸療法装置)の正答は 1 です。人工鼻(HME:熱湿交換器)は、呼気の熱と水分をフィルタに蓄え、次の吸気で返す受け身の加温加湿器である。
問題
人工鼻について正しいのはどれか。
- 1. 死腔が増加する。 ✓
- 2. 湿度調節が必要である。
- 3. 温度調節が必要である。
- 4. 気流抵抗が減少する。
- 5. 過剰加湿になりやすい。
正答:1番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 95.1%やさしい
41人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:1番 — 死腔が増加する。
人工鼻(HME:熱湿交換器)は、呼気の熱と水分をフィルタに蓄え、次の吸気で返す受け身の加温加湿器である。気管チューブと回路の間に入れる分だけ機械的死腔が増え、フィルタの分だけ気流抵抗も増える。電源も水も使わず、温度・湿度を調節するしくみは持たない。
【各選択肢の解説】
1. 死腔が増加する。
✅ 正しい。人工鼻の内容積は、呼気のガスが次の吸気でそのまま吸い戻される部分になる。1回換気量が少ない患者(小児など)では影響が大きい。
✅ 正しい。人工鼻の内容積は、呼気のガスが次の吸気でそのまま吸い戻される部分になる。1回換気量が少ない患者(小児など)では影響が大きい。
2. 湿度調節が必要である。
❌ 誤り。患者自身の呼気の水分を返すだけなので、調節する部分がない。正しくは湿度の調節は不要(調節できない)で、加湿の程度は患者の呼気で決まる。
❌ 誤り。患者自身の呼気の水分を返すだけなので、調節する部分がない。正しくは湿度の調節は不要(調節できない)で、加湿の程度は患者の呼気で決まる。
3. 温度調節が必要である。
❌ 誤り。加温源を持たない。正しくは温度の調節は不要(調節できない)で、温度調節が要るのは加温加湿器(能動型)である。
❌ 誤り。加温源を持たない。正しくは温度の調節は不要(調節できない)で、温度調節が要るのは加温加湿器(能動型)である。
4. 気流抵抗が減少する。
❌ 誤り。フィルタを通すので抵抗は加わる。正しくは気流抵抗は増加し、痰や水分でフィルタが湿って目詰まりするとさらに増える。
❌ 誤り。フィルタを通すので抵抗は加わる。正しくは気流抵抗は増加し、痰や水分でフィルタが湿って目詰まりするとさらに増える。
5. 過剰加湿になりやすい。
❌ 誤り。呼気の水分以上は返せない。正しくは加湿不足になりやすく、痰が多い・粘い患者や大量のリークがある患者には向かない。
❌ 誤り。呼気の水分以上は返せない。正しくは加湿不足になりやすく、痰が多い・粘い患者や大量のリークがある患者には向かない。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 人工鼻 | 加温加湿器 |
|---|---|---|
| 熱と水分の出どころ | 患者の呼気 | ヒータと加湿チャンバの水 |
| 調節 | できない | できる |
| 死腔・抵抗 | 増える | 増えない |
| 注意 | 加湿不足・目詰まり | 回路内の結露 |
- 人工鼻と加温加湿器の併用は禁忌(フィルタが水分で閉塞する)
📗 MEカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、ME国試ノート「生体機能代行装置学」でまとめて復習できます。呼吸療法・体外循環・血液浄化の3装置の原理と管理を横断整理。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ 「生体機能代行装置学」第1章を開く(買い切り850円)全科目セット 850円・買い切り / 9分野・全33章。医学概論は無料で読めます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
臨床工学技士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚9年分・1,620問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
関連
スポンサーリンク(広告)