MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第66問

呼吸療法装置第31回午前

第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第66問(呼吸療法装置)の正答は 4 です。VAP(人工呼吸器関連肺炎)対策の要点を各記述で判定する。

問題
人工呼吸器関連肺炎(VAP)対策について正しいのはどれか。 a.体動防止のため過鎮静にする。 b.24 時間ごとに口腔ケアを行う。 c.人工呼吸器回路を頻回に交換しない。 d.人工呼吸中の患者を仰臥位で管理しない。 e.人工呼吸器から離脱できるかどうかを48 時間ごとに評価する。
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — c、d

VAP(人工呼吸器関連肺炎)対策の要点を各記述で判定する。

【各選択肢の解説】

a.体動防止のため過鎮静にする → ❌ 誤り。過鎮静は人工呼吸期間を延長しVAPを増やす。毎日の鎮静中断が推奨。
b.24時間ごとに口腔ケア → ❌ 誤り。口腔ケアはもっと頻回(数時間ごと)に行う。
c.人工呼吸器回路を頻回に交換しない → ✅ 正しい。頻回交換はかえって汚染・VAPを増やす。汚染・破損時のみ交換。
d.仰臥位で管理しない(頭部を30〜45°挙上)→ ✅ 正しい。誤嚥・胃内容逆流を防ぐ。
e.48時間ごとに離脱評価 → ❌ 誤り。人工呼吸離脱の評価は毎日(自発呼吸トライアル)行う。

よって正しい記述はc・d → その組合せを持つ選択肢は「4番」が正答。


【試験対策ポイント】

VAPバンドル=①頭部挙上30〜45° ②毎日の鎮静中断と離脱評価 ③手指衛生 ④口腔ケア(頻回・クロルヘキシジン等)⑤回路の不要な交換をしない ⑥適切なカフ圧管理・声門下吸引。

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