第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第75問
第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第75問(血液浄化療法装置)の正答は 5 です。除水制御は、ダイアライザに入る透析液と出る透析液を密閉した系で同じ量に保ち、別の除水ポンプで抜いた分だけを除水量とする容量制御方式が主流である。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e ✓
正答:5番
初回正答率 45%参考値
20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
除水制御は、ダイアライザに入る透析液と出る透析液を密閉した系で同じ量に保ち、別の除水ポンプで抜いた分だけを除水量とする容量制御方式が主流である。ダブルチャンバ方式・複式ポンプ方式・ビスカスコントロール方式がこれに当たる。
【各選択肢の解説】
a.容量比例方式
❌ 誤り。透析液の原液と水を一定の容量比で混ぜる方式である。正しくは透析液を作る(希釈する)方式で、除水の制御方式ではない。
b.ベンチュリー方式
❌ 誤り。流れの絞りで生じる負圧を利用する原理で、給液と排液の量をそろえるしくみを持たない。正しくは除水制御方式は容量制御方式(ダブルチャンバ・複式ポンプ・ビスカスコントロール)などである。
c.ダブルチャンバ方式
✅ 正しい。隔膜で仕切った2つのチャンバで、新しい透析液を送る量と使用済みの液を回収する量を等しくし、除水ポンプの分だけ除水する。
d.複式ポンプ方式
✅ 正しい。給液と排液を同じ容積で動く複式のポンプで送り、量をそろえたうえで除水ポンプの分だけ除水する。
e.ビスカスコントロール方式
✅ 正しい。給液側と排液側の流量を粘性ポンプなどで一致させ、その差を除水量として制御する容量制御方式の一つである。
❌ 誤り。a・bが除水制御方式でない。正しくはc・d・e。
❌ 誤り。a・bが除水制御方式でない。正しくはc・d・e。
❌ 誤り。aが除水制御方式でない。正しくはc・d・e。
❌ 誤り。bが除水制御方式でない。正しくはc・d・e。
✅ 正しい(=正答)。3つとも除水制御方式である。
【試験対策ポイント】
- 除水制御=容量制御方式(ダブルチャンバ・複式ポンプ・ビスカスコントロール)が主流。ほかに膜間圧力差で調節するTMP制御方式がある
- 「容量比例方式」は名前が似ているが透析液の作製の方式。取り違えに注意
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