第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第79問
血液浄化療法装置第31回午前
第31回 臨床工学技士国家試験 午前 第79問(血液浄化療法装置)の正答は 3 です。静脈圧は静脈側ドリップチャンバで測る。
問題
血液透析施行中に静脈圧下限警報が鳴った。原因として考えられないのはどれか。
- 1. 脱血不良
- 2. ダイアライザ内の血液凝固
- 3. 静脈側ドリップチャンバ内の血液凝固 ✓
- 4. 動脈側回路の折れ曲がり
- 5. 静脈側回路の穿刺針からの脱落
正答:3番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 52.2%参考値
23人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 静脈側ドリップチャンバ内の血液凝固
静脈圧は静脈側ドリップチャンバで測る。チャンバより上流(脱血〜血液ポンプ〜ダイアライザ)で流れが減ると静脈圧は下がり、チャンバより下流(チャンバ内のフィルタ〜返血針)が詰まると静脈圧は上がる。チャンバ内の凝固は下流側の閉塞なので、下限警報の原因にならない。
【各選択肢の解説】
1. 脱血不良
❌ 誤り(原因になりうる)。正しくは、脱血が減るとチャンバに来る血液が減り、静脈圧は下がるので下限警報の原因になる。
❌ 誤り(原因になりうる)。正しくは、脱血が減るとチャンバに来る血液が減り、静脈圧は下がるので下限警報の原因になる。
2. ダイアライザ内の血液凝固
❌ 誤り(原因になりうる)。正しくは、チャンバより上流で流れが妨げられるため、静脈圧は下がり下限警報の原因になる(ダイアライザ入口側の圧は上がる)。
❌ 誤り(原因になりうる)。正しくは、チャンバより上流で流れが妨げられるため、静脈圧は下がり下限警報の原因になる(ダイアライザ入口側の圧は上がる)。
3. 静脈側ドリップチャンバ内の血液凝固
✅ 正しい(=正答)。チャンバ内のフィルタや出口が凝血で詰まると、測定点の下流の抵抗が増えて静脈圧は上がる。鳴るのは上限警報である。
✅ 正しい(=正答)。チャンバ内のフィルタや出口が凝血で詰まると、測定点の下流の抵抗が増えて静脈圧は上がる。鳴るのは上限警報である。
4. 動脈側回路の折れ曲がり
❌ 誤り(原因になりうる)。正しくは、動脈側(上流)で流れが減るので、静脈圧は下がり下限警報の原因になる。
❌ 誤り(原因になりうる)。正しくは、動脈側(上流)で流れが減るので、静脈圧は下がり下限警報の原因になる。
5. 静脈側回路の穿刺針からの脱落
❌ 誤り(原因になりうる)。正しくは、返血側が大気に開放されて抵抗がなくなるため、静脈圧は急に下がる。失血につながる最も危険な原因の一つである。
❌ 誤り(原因になりうる)。正しくは、返血側が大気に開放されて抵抗がなくなるため、静脈圧は急に下がる。失血につながる最も危険な原因の一つである。
【試験対策ポイント】
| 静脈圧 | 原因(測定点=静脈側ドリップチャンバ) |
|---|---|
| 上昇(上限警報) | チャンバより下流の閉塞:チャンバ内凝固・返血回路の折れ・返血針の詰まり・シャント狭窄 |
| 低下(下限警報) | チャンバより上流の流れの減少:脱血不良・動脈側回路の折れ・ダイアライザ凝固/返血針の抜け・回路の外れ |
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